[REPORT]「三食ごはん-漁村編」、笑いのツボは‘ブサイク’にある
入力 : 2015-01-09 17:39:20 / 修正 : 2015-01-09 17:39:20

 

tvNバラエティ番組「三食ごはん-漁村編」の制作発表会が9日午後、ソウル・論峴洞(ノンヒョンドン)にあるインペリアルパレスホテルで行われた。|ナム・ユンホ記者

 

ご飯を食べることを素材に人気バラエティ番組になった「三食ごはん」が、江原道・旌善郡から晩材島(マンジェド)に舞台を変えた。
「1泊2日」「花よりお爺さん」そして「三食ごはん」まで、ヒットバラエティ番組を手がけてきたナ・ヨンソクプロデューサーとシン・ヒョジョンプロデューサーの指揮下に、俳優のチャ・スンウォン、ユ・ヘジン、チャン・グンソクが意気投合した。
出演者の3人は役者という本業を持つものの、人を笑わせることが特技な話術の達者でもある。これに彼らは、自給自足のために‘ブサイク’になることを覚悟し、そこから生まれる大きな笑いの爆弾を予告した。


9日午後、ソウル・論峴洞(ノンヒョンドン)にあるインペリアルパレスホテルで、tvNバラエティ番組「三食ごはん-漁村編」の制作発表会が行われた。
チャ・スンウォン、ユ・ヘジン、チャン・グンソクはビシッと決めたタキシード姿で登場した。俳優だけあっていかにも自然な格好だが、この日に限ってはむしろ笑いを誘う結果になった。

 

 

 

フォトセッションの前に流れたハイライト映像では、むくんだ顔と冬の風に相当なダメージを受けた‘ブサイク男’の3人が映っていた。そんな彼らがスマートなタキシード姿で登場すると、記者は前の映像が妙に重なって笑いを吹き出してしまった。


舞台の周りには、番組で使う漁網をはじめ、竿、釜、ゴム手袋などが用意され、3人はそれを利用してポーズを決めてくれた。アンバランスな格好でも表情だけは生きている俳優のまなざし。場内は笑いが絶えなかった。

 

まず出演者たちは、撮影中にもっとも辛かった時を打ち明けた。すでに‘チャジュンマ(チャ・スンウォン+アジュンマ:おばさん)’というあだ名が付けられたチャ・スンウォンは「毎日が大変」と吐露し、ユ・ヘジンは「スンウォンさんといる時間自体が苦労の連続」と打ち明け、チャン・グンソクは「二人の兄さんたちが僕の名前を呼ぶ時」と、回想した。
撮影そのものが一番大変だったという3人の男は、楽しかった(?)思い出を浮かべると、一瞬にして暗い顔になっていた。


旌善郡(チョンソングン)とは違って‘漁村編’のロケ地はソウルから車と船で片道12時間もかかる‘晩材島(マンジェド)’を舞台にした。ちゃんとした町らしきところもなく、ただ海に囲まれただけの孤立的な場所だった。ナプロデューサーは「小さなスーパーは1軒ありますけど、ほぼ毎日閉まっているのでなかなか店長さんに会えない」と予想もつかぬ状況で困っていた経験を打ち明けた。となりにいた3人も「全くだよ!」と言っているかのように激しくうなずいた。バラエティ番組なのに、なぜか彼らはドキュメンタリー番組よりも真摯な表情をみせた。


‘アジアプリンス’チャン・グンソクは、何より自分に失望するかもしれないファンのことを心配した。彼は「この番組はファンに見てはいけないと言うつもりです。あまりにもブサイクになっているので、きっと皆ががっかりするはず」とため息を吐いた。しかしそれは、むしろ本番を期待させる結果になった。
ブサイクなところが笑いのツボになるナ・ヨンソクプロデューサーの狙いと、3人の男がどれくらいの調和をみせるか、視聴者も楽しみにしているはずだ。


炎を守る精霊になったユ・ヘジン、万能料理人のチャ・スンウォン、そして雑業係を務めるチャン・グンソクがブサイクで武装した「三食ごはん-漁村編」は、1月16日(金)の夜9時45分、韓国のtvNチャンネルから放送される。


THE FACT|キム・ギョンミン記者

 

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