俳優のイ・ビョンホン(左)と女優のチョ・ミンスが、「第49回大鐘賞映画祭」で男女主演賞を受賞した。|ノ・シフン、ムン・ビョンヒ記者 |
[スポーツソウルドットコム|イ・ダウォン インターン記者] 俳優のイ・ビョンホン(42)と女優のチョ・ミンス(47)が、「第49回大鐘賞映画祭」でそれぞれ男女主演賞を受賞した。
二人は、30日の午後、ソウル・汝矣島(ヨイド)にあるKBSホールにて行われた「第49回大鐘賞映画祭」で、主演男優賞、主演女優賞を受賞した。
映画『光海、王になった男』(以下、光海と表記)で授賞したイ・ビョンホンは『RED2』の撮影により、ロンドンに滞在しているため、本映画祭には参加できなかった。
彼の代わりに受賞した所属事務所・BHエンタテインメントのソン・ソグ代表は「来週ロンドンへ出張に行く予定だが、光海で2冠王したので、カバンが重くなりそうだ」と言いつつ、同映画のチュ・チャンミン監督とスタッフらに感謝の気持ちを伝えた。
また、「もしこの場にイ・ビョンホン君がいたら、愛する人にこの嬉しいニュースを伝えたはずだ」と述べ、イ・ビョンホンの恋人であるイ・ミンジョン(女優)のことを言及して視線を集めた。
“映画祭の花”である主演女優賞は、『PIETA』のチョ・ミンスが受賞した。
彼女は、あまりの嬉しさに涙をこらえながら「私の名前も知らなかった幼い親戚の子の友達も、今はチョ・ミンスという名前を覚えている。演技者は、自分の名前を呼ばれる時に一番やりがいを感じる」と言いながら「PIETAは私の女優人生の中で一生忘れられない思い出を与えてくれた作品」と受賞の所感を伝えた。
特にチョ・ミンスは、黄金獅子賞を受賞すると、主演賞の対象外になるというヴェネツィア国際映画祭の規定により、当時主演女優賞を貰えなかったが、今回の大鐘賞映画祭では、主演女優賞を受賞したので、その価値が高い。
他に、男女新人賞には、『近所の人』のキム・ソンギョンと、『ウンギョ』のキム・ゴウンが受賞し、男女助演賞は、『光海』のリュ・スンニョンと、『泥棒たち』のキム・ヘスクが受賞した。
そして、今年の監督賞と最優秀作品賞は、すべて『光海』が受賞した。