歌手シン・ヘチョルさんの葬儀場風景。|写真:共同取材団 |
27日に亡くなった故シン・ヘチョルさんの葬儀場に多くの芸能人たちが追悼の意を示している。
28日午前、ソウル峨山(アサン)病院内にある葬儀場23号に、故人の祭壇が設けられた。
プレスラインの向こうに見えるシンさんの遺影とともに、彼の歌が流れていた。キム・セファンなど過去故人と一緒に活動したバンドN.EX.T(ネクスト)のメンバーらも弔問した。
祭壇の周りは放送界の関係者、仲間芸能人たちが送ってきた追悼の花輪が多く並んだ。歌手のチョー・ヨンピルをはじめ、DJ DOC、テ・ジナ、チャン・ヘジン、神話(SHINHWA)のエリック、シン・ヘソン、ミヌ、俳優クォン・サンウ、タレントのキム・ジェドン、KBS芸能局長らが花輪で追悼の意を表した。
弔問客と花輪は徐々に増えている状況だ。報道陣もマナーを守りながら取材している。葬儀場には各メディアのカメラなどがプレスラインに合わせて並んでおり、関係者らと静かに会話を交わしながら記事を書いている。
故人の葬儀は5日間行われ、告別式は31日午前9時と予定している。遺体はソウル・院趾洞(ウォンジドン)にあるソウル追悼公園にて火葬される。墓地はまだ決まっていない。
シンさんは今月17日、ソウルにあるS病院で腸狭窄症の手術を受けたあと翌日退院したが、胸と腹部などの継続的な痛みを訴えて20日の深夜、救急救命室に移送された。
以降入院と退院を繰り返したが、22日の午前0時頃、病室で倒れ午前1時まで心停止になり、状況が悪化した。心肺蘇生を行ったが危篤な状態が続き、ソウル峨山(アサン)病院に緊急移送され約3時間に及んだ腹腔内臓手術および心膜手術を受けた。しかし意識は戻らず、27日夜8時19分、低酸素虚血性脳損傷で息を引き取った。享年46歳。
THE FACT|イ・ゴンヒ記者