朴基守 画伯の“山の物語”、「妻キム・スクギ館長の内助の功なしには不可能だった」
入力 : 2014-10-14 18:44:44 / 修正 : 2014-10-14 18:44:44

 

朴基守(パク・ギス)画伯の「月山」。


韓国で“山の物語”を題材に作品活動を始めた朴基守(パク・ギス)画伯。彼の作品が多くのギャラリーから今も好評を受ける理由は、個人的に辛かった時期を作品にそのまま溶け込ませたからだと多くの専門家は評している。


彼の作品世界は、10年余りの時間を山の中で道義を修める心で内面を磨いでまい進した結果でもあるが、朴画伯は「妻キム・スクギの内助の功なしには今の作品世界は不可能だった」と語る。


2013年、朴画伯がより広くて深い作品世界を目指して米国に渡った後、突然スランプが訪れる。米国ニューヨークにあるK&Pギャラリーの館長でもある妻キム・スクギ氏は、朴画伯がスランプを克服させるために“毒説の評論家”に変身した。朴画伯の作品を冷静に批判したり辛口の評論を投げたりしながら、彼女は夫に「広い世界を自分の目で確認してこそ、偉大な作品を生み出すことができる」という助言を惜しまなかったという。
今、賛辞を受けている朴画伯の作品には、このような暗いストーリと辛い瞬間が昇華されている。

 

米国ニューヨークにあるK&Pギャラリーのキム・スクギ館長。


キム館長は去る5月に香港コンラッドホテルで開かれた「アジアコンテンポラリーアートショー2014」に参席した。その場でキム館長は「美術市場が非常に早く急変しており、特に顧客に合わせたサービスがさらに進化している」としながら、「顧客は、創作性の高い作品を求めている」と語った。また、彼女は「韓国作家の競争力が以前より良くなった。ぶつかってみないと、道は開かないし、よりステキな出会いも経験できない」と、海外市場への挑戦を強調した。

 

スポーツソウルジャパン|編集局

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