キム・ドンリュルの新曲『それが僕だ(How I Am)』のミュージックビデオが話題だ。|MVキャプチャー |
実力派シンガーソングライター キム・ドンリュル(40)が3年ぶりに新譜を発表して、各チャートを席巻しているなか、タイトル曲『それが僕だ』のミュージックビデオ(http://youtu.be/4GW7xwZkDsY)も話題を呼んでいる。
9月30日に公開された『それが僕だ』のMVには、俳優のコン・ユが出演。淡々と一日を始めようとする男が、思い出が込まれた音楽を聴きながら別れた人のことを浮かべる。雨音を背景にして、恋人の荷物を一つずつ整理しながら、とうとうこらえていた涙がこぼれ落ちる。視聴者たちの心を揺らす感性的な映像となっている。
今回コン・ユは、13年ぶりにMV出演を決定し、キム・ドンリュルの新曲に対する格別な愛情を示した。撮影当時彼は、「この曲を初めて聴いた時は、“さすが、ドンリュルさん”と思いました。聴いているうちぐっときましたね」と感想を伝えた。
コン・ユの切ない涙演技が曲の感性をいっそう輝かせたという評価。キム・ドンリュルもコン・ユの演技を絶賛しながら「完成版をみて涙が出そうになりました。曲の中で自分が気づかなかった部分をコン・ユさんが演技で満たしてくれましたね」と笑顔を浮かべたという。
1日午前から音源配信を開始したキム・ドンリュルの6thフルアルバム「同行」のタイトル曲『それが僕だ』は、リリース直後から各音源サイトで1位を席巻した。午前11時基準でもMelOn、Monkey3、Soribada、NAVER MUSIC、DAUM Music、Cyworld Music、Olleh Music、Mnetなどで首位を記録した。
タイトル曲をはじめ、『僕の人』『告白』『青春』『アドバイス』『パズル』『あの歌』『今日』『同行』『僕の気持ちは』など収録曲すべてが主要チャートで10位圏内にランクインされている。3年ぶりのカムバックに相応しい快挙だ。
1994年、ソ・ドンウクとユニット“展覧会”を結成したキム・ドンリュルは、自身の音楽20年人生の歴史を、すべて今作に注いだ。特有の柔らかくて重みのある魅力的なボーカルが10月という季節と調和される。
一方、キム・ドンリュルは、新譜と同じ「同行」というタイトルで韓国内全国ツアーを開催する。公演は釜山、城南、広州など全国9都市で行われる予定だ。
THE FACT|パク・ソヨン記者