[スポーツソウルドットコム|キム・ドンジュン記者] 22日の午前11時、ソウル・メガボックス(MegaBox、複合映画館)・東大門(ドンデムン)館にて、映画『犯罪少年(未熟な犯罪者)』の制作発表会が行われた。
この日の制作発表会に参加した同映画の主演女優のイ・ジョンヒョンは、
「最初シングルマザーの役を提案された時は、ちょっと迷いましたが、監督が粘り強く私を説得しまして、シナリオも良かったし、監督の前作『林檎』も素晴らしい作品だったので、出演を決心しました。シングルマザーに関するドキュメンタリもいっぱい観ましたし、いろいろなことを体験できました」と出演のきっかけについて説明した。
映画『犯罪少年』は、デビュー作『花びら』(コンニプ=꽃잎、1996年作)の以来、16年ぶりに圧倒的な演技を披露するイ・ジョンヒョンと、600分の1という激しい競争のオーディションを通り抜けた新人俳優のソ・ヨンジュが、母子関係として息を合わせることになり、この作品に対するファンの期待もますます高まっている状況だ。
映画『犯罪少年』のあらすじ
単純犯罪で何回も少年院に入った犯罪少年のジグ(ソ・ヨンジュ)が、自分は世間から完全に捨てられたと思った瞬間、13年ぶりに実の母親であるヒョスン(イ・ジョンヒョン)が、彼のところへ訪ねてくる。
彼にとっては生涯初めて感じる安らぎの一時が始まり、そんな平凡な生活に慣れていく頃、二人はこれまで隠されていた冷酷な真実と向き合うことになる。
この映画は、「第25回東京国際映画祭」のコンペティション部門にも招請されている。