ペ・ヨンジュンが日本紅参製品の販売と関連した詐欺容疑で、健康製品メーカーから訴えられた。|イ・セロム記者 |
韓流スターの大先輩、ペ・ヨンジュン(42)が健康食品メーカーから訴えられたことが分かった。
韓国のある媒体は22日、「健康食品メーカーである株式会社ゴジェが去る19日午前、ソウル北部地方検察庁にペ・ヨンジュンを詐欺の疑いで告訴した」と報道した。ゴジェは、「ペ・ヨンジュンが大株主としているゴリラライフウェイ(以下ゴリラ)と委託契約を結んだが、ゴリラの欺瞞行為で約22億ウォンを詐取された」と訴えた理由を明らかにした。
ゴリラは現在、法人の地位だけが維持されているペーパーカンパニー。ペ・ヨンジュンの所属事務所キーイーストとは表面上で何の関連もない。
事件の発端は2009年にさかのぼる。同年の10月にゴリラは、ゴジェの紅参製品を日本で販売する計画を立って、委託契約を結ぶ。ゴジェは契約金50億ウォンのうち27億ウォンを支給したが、残りの金額は入金していなかった。そのため、2010年4月にゴジェとゴリラの契約は解約される。
問題は、当時ゴジェの社長ハン氏が町金業者のミン氏などと結託してゴリラとの契約を大きく宣伝して株価を上げた後、差益を得る株価操作を行ったことだ。ハン氏などは拘束起訴され、ゴジェは上場廃止となったが、多くの個人投資家が被害を受けた。その株価操作の裏でペ・ヨンジュンが関与しているという噂まで立ち、彼自身もイメージに大きな打撃を受けた。
しかし、ゴジェを買収した新経営陣は、ペ・ヨンジュンに責任を問うことにした。ゴリラではなく、大株主であるペ・ヨンジュンを相手に損害賠償を要求する民事訴訟を提起した。その理由についてゴジェ側は、「当時、ゴジェがゴリラに支給した金額のうち一部は、日本の市場調査や製品のデザインの開発などに使われるべきだったが、実際はそうではなかった」と主張した。また、「当時、ゴリラの代表取締役は他の人物だったが、ペ・ヨンジュンが実質的なゴリラの代表。そのため、ペ・ヨンジュンを相手にした」と付け加えた。
しかし、1審裁判はペ・ヨンジュンの勝利。その後、事件の被害者とゴジェの現経営陣は100億ウォン台の被害を補償することを要求しながらペ・ヨンジュンの事務所と最高裁判所の前でデモを行ったりした。結局今回、民事訴訟とは別に刑事訴訟まで行うことになった。
THE FACT|イ・ゴンヒ記者