「新大久保ドラマ&映画祭」スピンオフ企画、「大森スパイシーアジアン映画祭」の開催決定!!
入力 : 2014-09-10 10:03:41 / 修正 : 2014-09-10 10:03:41

 

「怒りの倫理学」(C)2013 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.


去る 3 月 21 日(金)~30 日(日)にかけて開催された「新大久保ドラマ&映画祭」で日本初公開されたレアな韓国映画 4 本に加え、「新大久保ドラマ&映画祭」会期中に実施した観客アンケートでリバイバル上映のご要望が高かった韓国映画 3 本、合わせて 7 本の韓国映画を、開館 30 年の節目を迎えたキネカ大森(東京都品川区南大井 6−27−25)で上映するスピンオフ企画が「大森スパイシーアジアン映画祭」というタイトルで開催することが決定した。開催日程は、10 月 4 日(土)~10 月 10 日(日)。


また、本イベントの上映作品ラインナップ第 1 弾として、下記の4作品が決定。これら4作品は、いずれも「新大久保ドラマ&映画祭」で公開済だが、日本国内の映画館で正規に上映されるのは今回が初となる。「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)の会期中は、これら4作品を各3~4回、上映すると共に、「新大久保ドラマ&映画祭」会期中に実施した観客アンケートで、リバイバル上映のご要望が高かった韓国映画 3本を厳選して上映する予定。

 

「愛のバトン」(C)YELLOW RABBIT/ARCON All Rights Reserved.


■「愛のバトン」※新大久保ドラマ&映画祭 オープニング上映作
【見どころ】自殺を決意した元K-POPガールズグループのメンバーと、小児ガンを克服して新しい人生を生きる若者の出会いを軸にしたヒューマンドラマ。韓国の大手ポータルサイトDaumが制作費を寄付し、韓国での興行収益の70%をチャリティー団体に寄付したことで話題を呼んだ作品。
【あらすじ】かつて小児ガンを患ったオニュ(イム・ジギュ)は、いつも笑顔を忘れない明るい青年。しかし社会の小児ガンに対する偏見や無理解を跳ね返すのは並大抵のことではない。かたや元K-POPガールズグループのメンバー、イェナ(シム・イヨン)は芸能活動をあきらめ、いっそ自殺しようと考えていた。そんな2人がある日、運命的な出会いを果たす。きっかけを作ってくれたのは、2人がボランティアしている病院で治療を受けているガン患者の少年サランだった……。
【キャスト&スタッフ】 監督: キム・ジンミン 脚本:パク・アナ プロデューサー:キム・テソン キャスト: イム・ジギュ、シム・イヨン、イ・ウジン、ユン・ボンギル他
【ジャンル】ロマンス /【制作年】2013年 /【時間】117分

 

「夜の女王」(C)2013 CAPITAL ONE All Rights Reserved.


■「夜の女王」
【見どころ】小心者の非モテ系男子が、完璧な妻の過去をあれこれ探ることで巻き起こる波乱万丈のラブコメディー映画。若手演技派のチョン・ジョンミョンが非モテ系男子ヨンスを、過去に秘密のある妻をキム・ミンジョンが演じる。
【あらすじ】コンピュータエンジニアのヨンス(チョン・ジョンミョン)は、割引クーポン集めを生きがいにしている小心者の非モテ系男子。彼女イナイ歴はすでに30年だ。そんな彼が、ファストフードショップのアルバイト店員ヒジュ(キム・ミンジョン)に出会うと、たちまち一目惚れ。ヒジュのアルバイト先に連日通い詰めた末、めでたくゴールインする。ヒジュは天使のようなルックスの持ち主で、料理の腕前はプロ並み。しかも3ヵ国語語を自在に操れる才媛だ。ところがヒジュが封印していた昔の写真を偶然発見したことで、ヨンスはヒジュの過去に疑いを持ち始める……。
【キャスト&スタッフ】 監督:キム・ジェヨン 出演:チョン・ジョンミョン、キム・ミンジョン、キム・キバン、イ・ミド他
【ジャンル】ラブコメディー /【制作年】2012年 /【時間】113分

 

「怒りの倫理学」(C)2013 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.


■「怒りの倫理学」
【見どころ】韓国公開時に「25歳以下観覧不可」という過激なキャッチフレーズで話題を呼んだ問題作。殺害された美人女子大生をめぐり、4人の男と1人の女の思惑が交錯。やがて平凡な顔の裏側に隠れていた彼らの本性が赤裸々に暴露される。ムン・ソリ、イ・ジェフンら演技派揃いの豪華キャスティングにも注目だ。
【あらすじ】美人女子大生ジナが殺害された。彼女をめぐる4人の男たち。ジナを盗聴していた警官(イ・ジェフン)、ジナを利用した闇金業者(チョ・ジヌン)、ジナをストーキングしていた元交際相手(キム・テフン)、ジナと不倫していた大学教授(カク・トウォン)。この中の誰が一番の悪人なのか……。それぞれの欲望のため、ジナを弄んでいた男たちは互いの存在に気づくようになる。互いに互いのせいでジナが死んだと信じ込む男たちの怒りが爆発する瞬間、ジナの不倫相手だった教授の夫人(ムン・ソリ)が登場! ここから事態は予測不可能な展開にもつれ込む……。
【キャスト&スタッフ】 監督: パク・ミョンラン 撮影:キム・ウヒョン 美術:チョ・ファソン 編集:キム・ソンミン キャスト: ムン・ソリ、イ・ジェフン、チョ・ジンウン、キム・テフン、クァク・トウォン他
【ジャンル】サスペンス/スリラー /【制作年】2012年 /【時間】110分 

 

「マイ・ラティマ」(C)2013 LOTTE ENTERTAINMENT All Rights Reserved.


■「マイ・ラティマ」※新大久保ドラマ&映画祭 クロージング上映作
【見どころ】社会に馴染めない男スヨンとタイからの移民女性が織りなすラブストーリー。人気俳優、ユ・ジテの長編初監督作で、2012年の第17回釜山国際映画祭 「韓国映画の今日」部門出品作。フランスで開かれた「第15回ドーヴィルアジア映画祭」でも審査委員大賞を受賞。「K-CINEMA WEEK2013inOSAKAにて上映された後、関東エリアで再び上映!
【あらすじ】家族も友人も仕事もないスヨン(ペ・スビン)はある日、危ない目に遭っているタイ人女性マイ・ラティマ(パク・ジス)を目撃し、助けてやる。ラティマはコリアンドリームを胸に浦項(ポハン)に嫁いだものの、DV被害に遭っていた。やがてスヨンとマイ・ラティマは激しく惹かれあい、ソウルへの愛の逃避行に出る。ところが大都会での生活に疲れたスヨンは、妖艶な魅力の持ち主であるヨンジン(ソ・ユジン)に夢中になってしまう……。
【キャスト&スタッフ/스탭&출연】 監督:ユ・ジテ 出演:ペ・スビン、パク・ジス、ソ・ユジン、チェ・ヒウォン他
【制作年】2012年 /【時間】126分


さらに、「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)プロジェクトチームは去る 7 月 28 日(月)から、サービス開始から3年間で累計額1億8000万円もの資金調達に成功しているクラウドファンディングサイト「MotionGallery」で、開催資金のカンパを呼びかけている。
※詳細→ https://motion-gallery.net/shinokubo_spinoff


ただし通常のカンパとは異なり、企画趣旨に共感を抱いた不特定多数のインターネットユーザーに、1000 円~10 万円までのバーチャルチケットを購入してもらい、幅広く開催資金を集めようとしている。バーチャルチケットはクレジットカード(VISA、マスターカード)または銀行振込で決済可能。チケットの金額別に、さまざまなメリットが受けられるようになっている。購入可能期間は 9 月 8 日(月)まで。


アメリカ発祥のクラウドファンディングは、日本では経営の厳しいミニシアターの維持運営、社会性の高いドキュメンタリー映画、インディペンデント映画の製作費調達に使われるケースが多いが、韓国映画の普及・振興を目的にした映画祭でクラウドファンディングを導入するのは、おそらく日本初の試みだと思われる。

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●「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)について
《行事名称》 「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)
《開催日時》 2014 年 10 月 4 日(土)~10 月 10 日(金)
《会場》 キネカ大森(東京都品川区南大井 6−27−25)
http://www.ttcg.jp/cineka_omori/
《上映予定作品》
1. 「愛のバトン」(監督:キム・ジンミン 出演:イム・ジギュ、シム・イヨン他)
2. 「夜の女王」(監督:キム・ジェヨン 出演:チョン・ジョンミョン、キム・ミンジョン、キム・キバン、イ・ミド他)
3. 「怒りの倫理学」(監督:パク・ミョンラン 出演:チムン・ソリ、イ・ジェフン、チョ・ジンウン、キム・テフン他)
4. 「マイ・ラティマ」(監督:ユ・ジテ 出演:ペ・スビン、パク・ジス、ソ・ユジン、チェ・ヒウォン他)
※この他、「新大久保ドラマ&映画祭」会期中に実施した観客アンケートでリバイバル上映のご要望が高かった


韓国映画 3 本を厳選して上映予定。
《入場料金》 上映 1 回 1300 円~1800 円を予定。
《後援(確定分)》 駐日韓国大使館 韓国文化院、日韓文化交流基金、国際交流基金
《企画・制作》 「大森スパイシーアジアン映画祭」プロジェクトチーム


●「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)開催費用援助の方法について
クラウドファンディングサイト「MotionGallery」にて、最低 1000 円~最大 10 万円までのバーチャルチケットを購入。クレジットカード(VISA、マスターカード)または銀行振込で購入可。購入者(コレクター)になれば、企画の進捗状況を知ることができたり、アイデアを共有したり、さらにはプロジェクトチームのメンバーとコミュニケーションが取ることができます。また、企画が実現したら、チケットで誓約されていた「特典」がプレゼントされます。
※詳細→ https://motion-gallery.net/shinokubo_spinoff


●バーチャルチケット購入による特典のご紹介
資金援助してくださる購入者(コレクター)の皆様には、次のような特典をご用意しております。
1. お礼のメールをお送りします。
2. コレクター限定の UPDATE を共有(プロジェクトの進捗をお届けします!)
3. 「大森スパイシーアジアン映画祭」(仮称)メーリングリストへの登録(プロジェクトの進捗やこぼれ話をお届け)
4. キネカ大森 Web サイト or 新大久保ドラマ&映画祭 SNS でお名前、もしくは会社名をクレジット
5. 特製 T シャツを贈呈
6. 終映後のトークショー登壇者と楽屋でご対面(キネカ大森までの交通費は参加者負担となります)
7. 映画祭初日アフターパーティにペアでご招待!(会場までの交通費はご負担ください)


●”クラウドファンディング”とは?
アイデアやプロジェクトを起案するクリエイター・表現者(プレゼンター)が、そのプロジェクトを応援する不特定多数の人(コレクター)からプロジェクト資金を募ることを指す、群衆(クラウド)と資金調達(ファンディング)を組み合わせた造語です。プロジェクトを始める前の段階でアイデアを元に資金を募る、アメリカ発祥の新しい資金調達の仕組みとして知られます。

近年、インターネットおよびネット決済の普及により、市場規模は急速に広がっており、アメリカのコンサルティング会社であるマス・ソリューション(massolution)社の調べによれば、2012 年度の全世界のクラウドファンディングの市場規模は27億ドル(2,670 億円)にのぼります。

 

日本でも 映画、アート、音楽、ゲーム、出版のみならず、東日本大震災の復興支援活動などをスタートさせる新しいやり方として活用されています。中でも「MotionGallery」は、 サイト開設から 3 年間で累計額1億8000万円もの資金調達に成功しています。また、iPS 細胞で有名な山中伸弥教授や、80歳にして3度目のエベレスト登頂に成功した三浦雄一郎氏も、クラウドファンディングで資金調達を行ったことで知られています。

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