7日、交通事故で亡くなった故クォン・リセさんの斎場が、ソウル市内にある高麗(コリョ)大学・安岩(アンアム)病院に設けられた。|共同取材団 |
「本当に優しい子だった…」
みんなが虚しい表情だった。満開もできず枯れてしまった故クォン・リセさん(享年23・福島県出身)。斎場は重い空気と悲痛な気持ちを表す声が続いた。
7日午後、ソウル市内にある高麗(コリョ)大学・安岩(アンアム)病院に、リセさんの斎場が設けられた。夜の8時から弔問客が訪れた。先に来ているオーディション番組「偉大な誕生」の仲間たち、デイビッド・オ、ノ・ジフン、イ・テグォン、ソン・ジニョン、イ・ウンミ、キム・ファニ、パク・ウォンミ、パク・ジヨン、ペク・セウン、チョン・ヒジュ、ユ・ソラ、チョ・ヒョンウ、ヤン・ジョンモらは止まらない涙で世を去っていったリセさんを偲んでいた。
ともに競争し、笑って泣いていたアイドルたちの悲しみも大きかった。KARAのギュリとヨンジはあまりにも泣いてむくんだ目をして弔問を終えた。続いてスンヨンとハラも斎場を訪れた。Boys Republicのミンス、ソヌ。B1A4のジニョンとシヌゥ。M.I.Bのカンナム、Wassupのナリも故人と作った思い出を回想した。
リセは芸能界で「心優しい子」だった。そのため歌謡界のみならず、芸能界からは多くの同僚たちが故人の遺影の前で嗚咽した。ユ・ジェソクとキム・ジェドンは弔問時間が始まると同時に斎場を訪れ3時間ほど席を守り、シム・ジホ、チョン・ジェウン、チュ・ウニョン、ソ・イアン、キム・ナリ、ソン・ダウン、キム・ムンジョン、ソイらも遺族らを慰めた。
故コ・ウンビさんに続き、リセさんまで。LADIES' CODEのファンたちは悲しみを抑えきれず、「本当に心優しい子でした」「涙が止まらない…」「必ず回復すると信じていました」「天国では花を咲かせてほしいと願っています」と嘆きながら虚しい気持ちを表した。
リセさんが所属しているガールズグループLADIES' CODEは先日3日の未明。韓国・大邱(テグ)市で行われた音楽番組のスケジュールを終えてソウルに戻ってくるところ、嶺東(ヨンドン)高速道路の水原(スウォン)インターチェンジ付近でガードレールに追突する事故に遭った。この事故でウンビさんが亡くなり、アシュリー、ソジョン、ジュニは重軽傷。リセさんは頭部の負傷で3回以上に及んだ大手術を受けながら昏睡状態が続いたが、7日午前、息を引き取った。
心より故人のご冥福をお祈りいたします
THE FACT|パク・ソヨン記者