胃がんで闘病中だったユ・チェヨンさんが24日午前8時、息を引き取った。|提供:150エンターテインメント |
胃がんで闘病中だった歌手兼女優のユ・チェヨンさんが24日の午前8時、息を引き取った。享年40歳。
ソウル・セブランス病院で入院治療を受けていたユさんは同日午前、家族らが見守るなか、静かに息を引き取った。遺言はなかった。出棺は26日の午前に予定しており、お葬儀は三日間行われる。
所属事務所側は、「故人とのお別れの道が寂しくないよう、ご冥福を祈っていただきたい」と伝えた。
ユさんは昨年10月、健康検診で胃がん末期と診断された。
手術後、地道に抗がん剤治療を受けてきたが、最近健康状態が急遽悪くなり、再び入院した。ユさんは手術当時、すでにがんの転移が進んでいて危篤だったが、最後まで諦めなかった。家族らも全快を願いながら懸命に看護してきた。
ユさんは1994年、混成グループCOOL(クール)のメンバーとしてデビューした。翌年は混成デュオのUs(アース)として活動しながら『今のままで』がヒット。1999年にはソロに転向して『Emotion』『別れの遺愛』などのヒット曲を残した。
女優としても活動したユさんは、2002年に映画「セックス・イズ・ゼロ」で銀幕デビュー。以来「誰が彼女と寝たのか?」(06)、「セックス・イズ・ゼロ2」(07)、ドラマ「ファッション王」(12)、「天命」(13)などでコミカルながらハツラツな演技を披露し、個性派女優として活躍した。バラエティ番組でも頭角を現し、常連ゲストとして多くのトーク番組に出演してきたユさんは、才能を生かしてMBC FMラジオ「良い週末、キム・ギョンシク、ユ・チェヨンです」のDJを務め、昨年末は「MBC放送芸能大賞」ラジオ部門の優秀賞を受賞した。しかし先月、健康状態が悪化してDJを降板した。
THE FACT|オ・セフン、キム・ギョンミン記者