キム・スヒョンとチョン・ジヒョン(右)側が、韓国のネット中で議論になっている中国のミネラルウォーター「恒大冰泉」の広告出演と関連して、契約解除を求めた。|写真:チェ・ジンソク記者 |
[スポーツソウルドットコム|オ・セフン記者] 俳優キム・スヒョン側が、中国のミネラルウォーターの広告出演で物議を醸していることで、該当広告の契約解除を求めた。
所属事務所のKEYEAST側は20日午後、<スポーツソウルドットコム>との電話取材で「内部会議の結果、中国側に広告契約解除を要請した」と明らかにした。続いて「契約解除を求めたことで、違約金や諸費用など数十億ウォンの損害が生じると予想しているが、問題を解決することが優先だと判断した」と説明した。また「中国側の回答までは多少時間が必要だ。どんな痛手も受け止めるつもりだ」と付け加えた。
キム・スヒョンはSBSドラマ「星から来たあなた」で共演した女優チョン・ジヒョンと、中国のミネラルウォーターブランド「恒大冰泉」の広告モデルとして抜擢された。最近広告撮影が終わったばかりだが、水の採水地が白頭山ではなく、長白山と表記されていることが問題になった。理由は、長白山という名称が、中国の国家プロジェクトである東北工程に使われているからだ。中国は「長白山は、女真族(金1115年~1234年)の発祥地」と知らせながら「古朝鮮、高句麗、渤海などは、古代中国の東北地方に属された国」と歴史を歪曲し、世界に広報しているからだ。
一方、チョン・ジヒョン側も「エージェンシーを通じて、広告主側に契約解除を要請した」と立場を示した。しかし「契約解除は簡単な問題ではないため、先方と円満な解決になるように努力する」と状況を説明した。