サムスン李健煕会長、健康回復...ブレのないサムスングループ
入力 : 2014-05-15 16:07:46 / 修正 : 2014-05-15 16:07:46

 

サムスンの李健煕(イ・ゴンヒ)会長の健康が回復段階に入った。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|ソン・ヒョングン記者] サムスンの李健煕(イ・ゴンヒ)会長の入院が5日目を迎えた中、サムスングループは李氏の健康状態が安定段階に入り、多少安心する雰囲気だ。


15日、サムスンソウル病院によると、李氏の心臓機能と脳波の数値などは安定的な段階に入ったという。医療スタッフは、鎮静剤の投与量を少しずつ減らしながら意識回復の時点を決定しようとする動きを見せている。


李氏は10日の夜10時56分頃、ソウル漢南洞(ハンナムドン)の自宅で呼吸困難を訴え、自宅近くの病院に運ばれた。入院直後に心臓発作の症状が現れ、心肺蘇生法などの応急措置を受けた。 11日には李氏の症状が好転し、サムスンソウル病院に運ばれた。現在は低体温症の治療を受けている。


当初、低体温症の治療が終わる13日午後には、李氏が徐々に意識を回復すると見込まれたが、二日が経った現在、李氏の意識回復が遅滞されている。しかし、病院側は李氏の状態は安定段階に入ったと説明した。


サムスングループ関係者は、「サムスンソウル病院が病院の名誉をかけて最善を尽くしているだけに、グループは医療スタッフを信じて、普段と同様に日常の経営に邁進している」と伝えた。別の関係者は、「グループのイントラネットには、李会長の快癒を祈る文が3000件余り上がってきた」とし、「全社員は、大きな動揺せず自分の仕事を行っている」とグループ内の雰囲気を伝えた。


症状が好転されることを反証するように、サムスングループはやや落ち着いた雰囲気だ。李氏がサムスンソウル病院に移送された後、一時的に設けられた病院内の記者室も14日から2ヶ所から1ヶ所に減った。


内部の動揺も見られていない。李氏の家族のほか、サムスン経営陣の病院訪問はほとんどない。李氏のそばには夫人ホン・ラヒと娘の李富真(イ・ブジン、ホテル新羅社長)などが守っており、息子である李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長も頻繁に病院を訪れている。彼らは李氏のそばで、合間をぬって関連会社の業務を行っているという。


グループの主要社長団は、李氏の不在中にも動揺せず、業務に取り組んでいる。実際にサムスングループは14日、予定されていた主要社長団会議を行った。同日の会議には50人余りが参加し、系列会社の社長団に業務遂行に取り組むことを呼びかけた。

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