去る16日、旅客船セウォル号沈没事故が発生した中、韓国のアーティストらが活動を暫定的に延期し哀悼の意を表した。こんな状況で、6月のワールドカップ開催前に歌手らの大挙カムバックが予告され、もう一度の“歌謡大戦”が繰り広げられる見通しだ。|スポーツソウルドットコムDB |
[スポーツソウルドットコム|オ・セフン記者] 旅客船セウォル号沈没事故で芸能界のスケジュールもすべてが中止された。放送界と映画界はもちろん歌謡界もセウォル号の事故により、スターたちの活動が暫定中断、または延期された。このため、5月に歌手らのカムバックが集中される現象が起こると予測される。
今年は6月のワールドカップと9月のアジア大会が開かれる。このため、歌手らはワールドカップとアジア大会を避けてカムバックと活動のスケジュールを計画してきた。
早目に音源発売を計画していた歌手パク・ジョンヒョン、EXO、ジナ、チョン・ギゴ、Block.Bなどカムバックを予告したスターたちは今回の大惨事でアルバム発表日を延期した。活動の暫定中断と音源発売延期の動きは今週にも続く見通し。今事故があまりにも重くて深刻であるため、1週間だけで活動を開始するのはどうしても無理があると予想される。
これにより、4月末からワールドカップが開かれる6月まで、カムバックを先送りした歌手たちと5月のカムバックを予告した歌手たちの競争は避けられないものとみられる。
グループBEASTとINFINITE、ソロカムバック活動の準備を終えたT-ARAのジヨンとウンジョン、Secretのヒョソン、リメイクアルバムで戻ってくるIUなどが激突すると思われる。
思いがけず韓国アイドルを代表するボーイズグループであるBEAST、INFINITE、EXOが対戦する確率が高くなった。ガールズグループ出身のソロ歌手たちも、チームの名前をかけて競争に入る予定だ。“音源強者”たちのパワーも無視できない。
状況がこのようになったため、2014年上半期歌謡界には激しい対決が避けられないとみられる。このうち、音源の発売が比較的少ないワールドカップシーズンに新曲を発表して活動しようとする歌手たちの動きもとらえられている。どうせ多数の歌手らと競争するつもりなら、大衆の興味がワールドカップに集まった同シーズンに勝負をかけてみようという戦略だ。
ある歌謡界の関係者は、「セウォル号沈没事故で全国民が悲しんでいる。これによって、アルバムを出した歌手たちから活動を控えた歌手たちまで、皆が活動を見合わせている。これは、来る5月と6月に歌手たちが大挙カムバックすることを意味する。上半期の端で歌謡大戦が繰り広げられるようだ」と説明した。