18日午後、檀園高校の教頭が首をくくって死亡していることを警察が発見した。|提供YTNニュース |
[スポーツソウルドットコム|eニュースチーム] 沈没したセウォル号に搭乗したが、劇的に救助された安山檀園高校の教頭カン氏(52)が死亡した状態で発見された。
18日午後4時05分、全羅南道・珍島郡(チョンラナンド・チンド)珍島室内体育館の近くの山で首をくくって死んでいたカン氏を警察が発見した。遺書や遺品などは見つからなかったという。警察は自殺と推定して捜査を進めている。
カン氏は去る16日午前8時58分頃、珍島の西側から1.7マイルの海上で沈没した清海海運所属の6852t級旅客船セウォル号に搭乗していた。安山檀園高校の修学旅行の引率責任者として学生たちと一緒に船に乗っていたが、劇的に救助された。
一方、18日午後5時現在、28人の死者が確認された。また、同日の昼12時30分頃、セウォル号が完全に水面下に沈み、救助作業が難航している。3時38分に海軍と民間のダイバーらが船内の進入に成功したが、貨物があまりにも多く、撤退したことが分かった。