米ホワイトハウス、オバマ大統領の写真を利用したサムスン電子に“法的対応”

入力 : 2014-04-08 18:19:34 / 修正 : 2014-04-08 18:19:34

 

ホワイトハウスがオバマ米国大統領の写真を商業的に利用したサムスン電子に法的対応を取ることを示唆した。｜サムスン電子の米国公式Twitter

 

[スポーツソウルドットコム｜ファン・ウォンヨン記者] 米国のホワイトハウスがオバマ大統領の写真を商業的に利用したサムスン電子に対し、法的対応に乗り出すことを示唆した。

6日（現地時間）、AFPなどの主要外信は、ホワイトハウスのダン・ファイファー大統領上級顧問がCBS放送の時事番組である「フェイス・ザ・ネーション」に出演し、「サムスンとこの問題（法的措置）について話をしており、懸念を表明した。今は弁護士に任せた」と語ったと報道した。

ダン・ファイファー顧問は「オバマ大統領は写真を撮る時、サムスンについて認知しなかった」とし、「誰でも大統領を広告に利用すると、懸念せざるを得ない」と付け加えた。ホワイトハウスのジェイ・カーニー報道官も3日、「大統領のイメージが商業的な目的に使用してはいけない」と述べた。

オバマ大統領は去る1日、前年のワールドシリーズ優勝チームであるボストン・レッドソックスの選手たちがホワイトハウスを訪問したのを記念して、記念写真を撮った。この過程で、レッドソックスのデビッド・オーティス選手がサムスン電子のギャラクシーノート3を利用して、オバマ大統領と写真を撮り、それをSNSに上げた。その写真は4万件以上のリツイートされ、話題になった。

サムスン電子の米国公式Twitterである“サムソンモバイルUS”は、自社のTwitterに該当写真をリツイートし、「この写真はギャラクシーノート3で撮られたもの。当社の製品が使用されたのは光栄」とコメントした。しかし、現地のマスコミなどからはオバマ大統領をマーケティングに活用したという批判を受け、論争に巻き込まれた。

サムスン電子は、弁護人たちとこれに対する議論を進めているという。