『2014 New Year Special Show帰ってきたぞ!イム・ジュファン』|©KNTV

 

[スポーツソウルジャパン|編集局] 「皆さん、イム・ジュファンです!帰ってきました」


1月25日、東京・渋谷のアイアシアタートーキョーで、「2014 New Year Special Show 帰ってきたぞ! イム・ジュファン」が開催された。除隊後初となるファンミーティングで、イベント冒頭、客席の入口からイム・ジュファンが登場し、満面の笑顔で高く手を上げると、会場は大きな拍手と歓声に包まれた。


「ちょっと緊張しています」というイム・ジュファンだったが、司会に久しぶりの来日の感想を尋ねられると、「渋谷や新宿に行ってショッピングをしたり、ラーメン、餃子を食べたい。あと、生ビールも!」とうれしそうな表情に。「皆さん、今日は楽しく遊びましょう」と声を弾ませた。


ステージには海のようなイメージの青い布に南国を思わせるパームツリー、そして白いテーブルと椅子が。「より近くでファンの皆さんにお会いしたい」というイム・ジュファンの希望もあり、会場から抽選で選ばれた16人が、ステージ上の椅子に座ってイベントを鑑賞するという演出だ。ファンに囲まれた和やかな雰囲気の中、トークがスタートした。

 

『2014 New Year Special Show帰ってきたぞ!イム・ジュファン』|©KNTV

 

最初のトークのテーマは、「イム・ジュファンはこんな人!」。過去の作品を改めて振り返り、足跡をたどるコーナーだ。スクリーンに映し出されたのは、カン・ドンウォンと共演した『マジック』(04)や、ヒョンビン主演の『雪の女王』(06)、そして主役を演じた『タムナ~Love the Island』(09)。


「『マジック』の頃は可愛かったですね。いかがでしたか?」と司会が問うと、イム・ジュファンは「初めてのドラマだったので、愛着があります。もう一度やって、このときよりも上手に演じてみたいです」と、恥ずかしそう。また、「いろいろな女性と共演したけれど、好きな女性のタイプは?」という質問には、「ウェーブのかかった髪、本当に楽し
そうに笑う人、ご飯をおいしそうに食べる人」と答えた。ここで、ステージの椅子に座ったファンから、「仕事以外のマイブームは?」という質問が。

 

『2014 New Year Special Show帰ってきたぞ!イム・ジュファン』|©KNTV

 

イム・ジュファンは、「最近は、これまで(軍隊やドラマ撮影で時間がなく)見ることができなかったドラマ、特に日本の作品を見ています」そして、「お気に入りは『龍馬伝』や『半沢直樹』。福山雅治さん、香川照之さん、そして、田中 泯さんのファンです」とドラマのタイトルや、俳優の名を次々と揚げ、日本ドラマに対する造詣の深さに、会場からは驚きの声が上がった。また、『タムナ~Love the Island』の名台詞を覚えているか、スクリーンを見ながらアフレコするコーナーでは、一言も違わず見事台詞を再現。笑顔でピースサインをしてみ本来であれば、台詞を間違えたときのために用意された罰ゲームだったが、ファンの熱い声に応え、かばんの中身を見せることに。シンプルでスタイリッシュなバッグの中からは、黒縁メガネや、折り畳み式のサングラス、そして使い込んだ香水も登場。客席に向かって香水を振りかけると、さわやかな香りが後ろの席まで広がった。


さらに、歯ブラシや、小銭入れ、ごみ(!)、次の作品の台本、20代前半の初々しい写真がついた免許証も出てきた。その中から会場のファンに、お財布をプレゼント。「韓国では財布をあげるときには、中にお金を入れるんです」と、5万ウォンを入れ、抽選で当たったファンに、ステージから下りて自ら財布を手渡しした。

 

『2014 New Year Special Show帰ってきたぞ!イム・ジュファン』|©KNTV

 

現在KNTVで日本初放送中の『おバカちゃん注意報~ありったけの愛~』については、「とても温かくて、ちょっと悲しいドラマ。でも、その悲しいところが、逆に見る人の心を温め、家族とは何かをもう一度考えさせてくれるドラマ」。演じているコン・ジュンス役については、「ピュアでシリアスで、時代に合わないという意味で、“おバカ”ですが、彼の気持ちは正直で真実に溢れているので、見る人に訴えると思います」と語った。
また、「8か月間で休んだのは7、8回。朝8時~翌朝5時まで撮影が続くんです。長い時には38時間現場にいたことも」と、過酷な撮影のエピソードを明かした。


後半はクイズやゲームでファンと一体になり、会場の空気がさらにヒートアップ。「クイズ! ジュファンくん!」は、ファンが全員参加で2択の質問に答え、当たった人が残っていくというサバイバル形式だ。

問題は、「甘えられるより甘えたい」(答え×)、「寝るときはパンツ一丁だ」(答え×)、「出演するなら『スターウォーズ』or『タイタニック』?」(答え『タイタニック』)、「付き合うなら“ちょっと性格の悪い美人”か“ちょっと性格のいいブス”」(答え“ちょっと性格の悪い美人”、理由は「性格は僕が合わせることができるから)など、5問。

 

『2014 New Year Special Show帰ってきたぞ!イム・ジュファン』|©KNTV

 

見事に的中させた5人のファンの、「手をつないで客席をお散歩」「ツーショット写真」「マッサージしてもらう」という夢を叶えてあげたイム・ジュファン。握手しながらくるくる回転したり、マッサージをしてもらった後、感動してフラフラになりながら客席に戻るファンもいた。

 
次の「いやん、だめよ♡♡ ザ・妄想タイム」では、「きっと楽しいと思いますよ!」と笑顔でファンの抽選をしたイム・ジュファン。選ばれた4名のファンが相手役となって、「キッチンで料理をしているところをバックハグされる」「自転車に2人乗りして、控えめな彼女の手を腰に引き寄せる」などのシチュエーションで演技に挑戦! 


バックハグをされながら静かに涙するファンがいたり、イム・ジュファンが自転車に乗りながら『タイタニック』の名場面のように手を広げてみたりと、ハプニングやアドリブで大いに盛り上イベントのラストは、ファンへの歌のプレゼント。「歌は上手ではないけれど、皆さんのために歌いたいと思います」と、深呼吸や伸びをしたイム・ジュファンに、ファンから「ファイティン!」の声援が送られた。
キム・グァンソクのバラード『愛したけど』を胸に手を当てながら時に目を閉じて丁寧に歌い、アンコールでは一転して、70年代のシム・スボンのトロットの名曲『あの時のあの人』をリズムに乗って歩きながら笑顔で歌った。

 

『2014 New Year Special Show帰ってきたぞ!イム・ジュファン』|©KNTV

 

歌い終わると、「耳は大丈夫でしたか?」とおどけてみたイム・ジュファン。「俳優という職業に出会えて幸せです。高校の時演劇のクラスを選んだ時は、本当に合っているのか心配でした。でも、こうして皆さんと一緒に過ごす時間が持ててうれしいです。皆さんの存在が力になります」と感想を語り、「イベントが終わったら、昨日飲めなかった生ビールを飲みたいと思います!」とにっこり。舞台の端で何度も会場に頭を下げ、名残惜しそうにステージを後にした。


●『おバカちゃん注意報~ありったけの愛~』
KNTVにて日本初放送中
毎週月~金 午後7時15分~8時ほか

●KNTV Special『2014 New Year Special Show帰ってきたぞ!イム・ジュファン』
KNTVにて日本初放送
2月13日(木)午後11時15分~深夜0時55分

●イム・ジュファン ジャパンオフィシャルファンクラブ
http://www.juhwan.jp/

 

 

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