SKハイニックスは、昨年の年間売上高と営業利益でそれぞれ14兆1651億ウォン、3兆3798億ウォンで、過去最大の業績を記録したと28日、明らかにした。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|ファン・ウォンヨン記者] 韓国の大手半導体製造会社、SKハイニックスが昨年、創業以来最大の実績をあげた。


SKハイニックスは、昨年の年間売上高と営業利益がそれぞれ14兆1651億ウォン(約1兆4160億円)、3兆3798億ウォン(約3380億円)で、過去最大を記録したと28日、明らかにした。純利益は2兆8730億ウォンだった。
営業損失2273億ウォン(約230億円)を記録した前年(10兆1622億ウォン)より売上高が39.4%増加した。営業利益率は23.9%、純利益率は20%を記録。
継続的な技術革新と収益性中心の製品運営で事業力を強化したSKハイニックスは、友好的な価格環境が持続され、Dラム・NAND型フラッシュメモリ・CMOSイメージセンサー(CIS)など、すべての製品の売上高が増え過去最大の実績を記録したと分析した。


第4四半期(10~12月)の経営実績は、中国である工場で火災が発生したため、生産量の減少や為替レートの下落などで売上高が前期比18%減の3兆3680億ウォン(約3370億円)、営業利益は前期比33%減の7850億ウォン(約785億円)を記録。純利益は7890億ウォン(約790億円)だった。
ただし、前年と比較して売上高は24%増、営業利益は1328%増、営業利益率は23%を記録し、3四半期連続で20%台の営業利益率を維持することができた。


出荷量は、中国工場での火災の影響でDラムは13%、NAND型フラッシュメモリは14%が減少した(前期比で)。Dラムの平均販売価格は、供給減少への懸念でPCとサーバーDラム中心の価格高が続き、1%上昇した。NAND型フラッシュメモリは、モバイル中心の需要鈍化によって平均販売価格が5%下落。
財務安定性も大幅に改善された。昨年末基準でSKハイニックスの現金性資産は2兆7860億ウォン(約2790億円)で2012年末に比べて約1千億円が急増した。4兆5500億ウォンの借入金も同期間中に約1兆9000億ウォンが減少した。借入金の割合は35%、順借入金率は13%で、前年末比でそれぞれ31%pと35%pが下落した。


SKハイニックスは今年も半導体需要を持続的に牽引するモバイル市場などの変化に速やかに対応し、収益性中心の経営を強化することで、量的成長と共に質的成長に注力する方針だ。

 

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