京韓国商工会議所が24日、当会議所主催の「2014年 新春賀詞交歓会」を開いた。

 

[スポーツソウルジャパン|編集局] 東京韓国商工会議所が24日、当会議所主催の「2014年 新春賀詞交歓会」を開き、新年の覚悟を固めた。


都内のホテルで開かれた同式典には東京韓国商工会議所の金光一(キム・グァンイル)会長、当会議所役員会員、顧問相談役をはじめ、在日韓商や民団など各団体機関から約200人以上の関係者が出席し、2014年の船出を一緒に祝った。

 

東京韓国商工会議所の金光一(キム・グァンイル)会長。

 

金光一会長は挨拶で、「昨年、日本経済はアベノミクスの効果で景気回復への期待感が高まった。しかし、その恩恵は我々中小企業までは届かず苦戦を味わっているところも少なくない。ウマ年の今年、皆様が馬の様に今まで以上に視野を広げ、様々なことにチャレンジし成功される一年になることを祈念する」と語った。
また、金光一会長は、今年にソチオリンピック、ブラジルW杯、仁川(インチョン)アジア競技大会などがあることを言及しながら、こうしたスポーツや文化・経済面での日韓交流を深くするため、商工会ならではの様々な運動をおこし、悪化した韓国と日本の関係改善に取り組んでいくことを明らかにした。

 

金光一会長は、「東京韓国商工会議所は本年、在日社会の関係機関と手を組み、日本の社会において、共存・共栄していくことを目指していく」と今年の目標を述べた。

 

駐日韓国大使館の洪東昊(ホン・ドンホ)経済公司。

 

来賓を代表して祝辞に立った駐日韓国大使館の洪東昊(ホン・ドンホ)経済公司は、「昨年、韓日両国間の貿易量は前年比で約8%減の945億ドルと推定されている。日本の対韓国投資は前年比で約40%減少した27億ドルを記録するものとみられる。満足した数値ではないが、この数値で収まったのは、韓日関係の梗塞や円安など厳しい経済状況でも、韓国経済人が孤軍奮闘した結果だと思う」と在日経済人の労を称えた。

また、「最近、韓日経済は大きな課題に直面している。政治的に梗塞されており、世界経済も不安な状況。このような困難な時期こそ一つになってお互いに協力していくことが重要だと思う。今年も、在日同胞の皆さんが韓国と日本を結ぶ真の架け橋の役割を担当していくことを願う」と在日経済人の協力を呼び掛けた。

 

在日韓商の洪采植会長。

 

在日韓商の洪采植会長は祝辞で、韓商連問題について、「昨年末に大使館の仲介によって、民団、一般社団、大使館で基本合意書を交わした。今後、あらゆる協議会を構成し、民団と共に問題に対処していく方針だ」と述べた。

 

乾杯の音頭を執る、当会議所の髙琫鉉常任顧問。

 

 

  • (1/20)
  • Editor’s Choice
  • TOP10
  • Keyword News
  • FAN N STAR TOP10