韓国検察は、秘密資金造成疑惑を受けているKB国民銀行東京支店が、2007年から今年初めまで約4000億ウォン(約399億円)の不正融資を行ったこと明になったと29日、発表した。|スポーツソウルドットコムDB 

 

[スポーツソウルドットコム|オ・セヒ記者] 秘密資金を造成した疑惑を受けているKB国民銀行東京支店が、2007年から今年初めまで、約4、000億ウォン(約399億円)の不正融資を行ったことが検察の捜査で明らかになった。


ソウル中央地検の金融租税調査2部(部長イ・ウォンゴン)は、内部の規定を違反して数年間約399億円の不正融資を行った疑い(特定経済犯罪加重処罰法上の背任)などでKB国民銀行東京支店の前支店長イ氏(57)と前副支店長のアン氏(53)を拘束起訴したと29日、明らかにした。
検察によると、彼らの犯行が集中した2010〜2011年の為替レートを適用すると、不正融資の額は約4,000億ウォン前後になる。


イ氏は、2010年2月から今年1月までに133回にわたって289億円の不正融資を行い、会社に損失を与えた疑いを受けている。また、ホン氏(52)に2億3、000万円を不正に融資した見返りとして、9、000万ウォン(約900万円)を受け取った容疑も受けている。アン氏は、2007年6月から2011年11月までに140回にわたって296億円を不正融資した容疑。
検察の調査の結果、イ氏らは企業の担保価値を水増ししたり、同じ担保で複数回の融資を許可したりする手法で不正融資を助けたことが分かった。
また、検察は不正融資の資金の中、1億6,000万円(約16億1,000万ウォン)が韓国内に入り、その一部がイ氏とアン氏に流れ込んだ事実も把握した。検察は資金の流れを捜査している。

 

国民銀行は先月、不正融資で発生した不良債権を売却する過程で540億ウォンの損失を出しており、今回の事件と関連して被害額はさらに増える見通しだ。

 

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