ソウルでヘリコプターが高層ビルに衝突する事故が発生した。当時、視界は約800mであったことが分かった。

 

[スポーツソウルドットコム|eニュースチーム] ソウル・江南区(カンナム・グ)にある高層ビルにヘリコプターが衝突する事故が16日午前8時54分に発生した。今回の事故でヘリコプターの機長パク氏(58)と副機長のコ氏(37)が死亡した。

 

韓国国土部は、8時46分ごろに金浦(キムポ)空港を出発した事故ヘリコプターは途中でLG電子の幹部らを乗せ、午前9時50分ごろに韓国南部の全州(チョンジュ)に到着する予定だと明らかにした。
事故ヘリコプターはS-76機種で、最大8人まで搭乗することが可能。LGは2007年に事故ヘリコプターを導入し、現在2台を運営している。

 

ソウルでヘリコプターが高層ビルに衝突する事故が発生した。当時、視界は約800mであったことが分かった。

 


事故同日、事故地域の視界は約800mほどだったという。国土部は、濃い霧の中でヘリコプターが運航されたことに問題はなかったのか調べる方針で、機体欠陥についても調査を行う予定だ。


一方、LG電子側は、具本茂(ク・ボンム)LG電子副会長が同日午後に開催される女性野球の決勝戦を参観するため、悪天気にもかかわらず事故ヘリコプターを無理やりに運行して事故が発生したという指摘に対し、「具・副会長とは無関係で、役人3人が全州の工場を視察するために事故ヘリコプターを利用する予定だった」と明らかにした。
 

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