初主演を務め、負担が多かったと吐露したチェ・スンヒョン。|チェ・ジンソク記者

 

[スポーツソウルドットコム|キム・ガヨン記者] 「実際のチェ・スンヒョンは華麗ではありません」
全世界に活動領域を広げているアイドルグループBIGBANGの生活はいつもタイト。韓国を越えてあちこちへ行くBIGBANGの一週間の日程には、休日がない。すでに来年初めまでの予定が一杯に決まっている。さすがに韓国最高のアイドルらしい。


しかし、BIGBANGメンバーたちは個別活動にも頑張っている。五人のメンバーたちは、個人活動をする時もみんなピカピカ光る。メンバーたちは、ソロアルバムをはじめ、バラエイティや作品活動などで頭角を現す。特にBIGBANGの長兄であるT.O.Pは、チェ・スンヒョンという名前で俳優としての活動領域を広げている。

 

チェ・スンヒョンが演技者として一歩進むことができた作品は、初主演作である映画「同窓生」。|チェ・ジンソク記者

 

チェ・スンヒョンが演技者として一歩進むことができた作品は、初主演作である映画「同窓生」。6日に封切りした「同窓生」は15日現在、全国観客86万548人(韓国映画振興委員会映画館入場券統合ネットワーク基準)を記録し、悪くない成績を収めた。「ゼロ・グラビティ」や「トール:ダークワールド」などハリウッドの大作が劇場を先取りしていることを考慮すれば、それほど悪い結果ではない。


周りでは「同窓生」について、「チェ・スンヒョンのための映画だ」と褒め立てるが、本人は撮影中にたくさん心を痛かって寂しかったという。彼は、「華麗なBIGBANGのT.O.Pはいなく、完全にチェ・スンヒョンだけが存在しました」と深いため息をつきながら回想した。


「まず、舞台の上にいる華麗なオーラの自分を脱ぎ捨てることが重要でした。派手な姿を忘れて、カメラの前に立ちました。歌手としての僕を思うと、自分も知らない内にそういう雰囲気が出てくるんですよ。そんなことはカメラのアングルの前ではまったく必要ありませんでした。BIGBANGのT.O.Pでもなく、チェ・スンヒョンでもなく、完全に役のリ・ミョンフンになければならなかったですから。そんなことを捨てることが最も重要でした」

 

BIGBANGのT.O.Pという服を脱いでカメラの前に立ったチェ・スンヒョン。|チェ・ジンソク記者

 

BIGBANGのT.O.Pという服を脱いでカメラの前に立つだけに、負担感も大きかったようだ。チェ・スンヒョンのため息は、インタビュー中に続いた。
「撮影前に一人でいる時間を持ちながら、映画のキャラクターが持つ暗い気持ちを僕の心に満たしました。憂鬱になろうとしたり、寂しくなろうと思ってしたことではありませんでしたが、そのようになったんです。負担感はなかったと言ったら嘘です。『同窓生』に出演して、社会性もより良くなったし、成長した気持ちです」


演技者として一歩進んだチェ・スンヒョンは、また歌手に戻って活動する計画だ。彼の一層成長した姿を期待する。

 

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