リュ・シウォンが離婚訴訟中である妻チョ氏に対して暴力を振るい脅迫した容疑と、本人の許可なく違法で車と携帯電話に位置追跡装置を設置した容疑で、罰金700万ウォンと宣告された。|イ・セロム記者

 

[スポーツソウルドットコム|イ・ゴニ記者] 妻のチョ氏に暴力を振るい脅迫した容疑、車や携帯電話に位置追跡装置(GPS)を本人の許可なく設置して、位置情報の保護及び利用などに関する法律違反で不拘束起訴された俳優リュ・シウォン(41)に、裁判所が罰金700万ウォン(約64万円)を宣告した。


10日午後、ソウル中央地方法院・西館513法定、刑事5単独(イ・ソンヨン裁判長)審理で開かれた宣告公判では、裁判部がリュ・シウォンに対して「暴力と脅迫容疑の一部が認められるが、被告人は過去罰金200万ウォン以外前科がなく、被告と被害者との関係、脅迫と暴行の程度を全て考慮して、罰金700万ウォン刑を宣告する」と判決した。
裁判部は「証拠として提出した音声ファイルの内容を確認したが、強度が高いとは言い難いが暴行と認められる。また被告と被害者の関係、二人の言い争いの途中に出てきた内容は、その実行可能性が低いのだが、私生活を監視されるような不安は、被害者に恐怖を与えられる」と述べながらも、位置追跡装置を設置したことについては「社会常規に背く行動ではない」と言及した。


一方リュ・シウォンは、判決が下された後、取材陣に対して「無罪を立証するために最後まで戦う」と控訴の意志を示した。
二人は今回刑事裁判とは別に、離婚訴訟も進行中である。
今年4月、一度離婚調停が不成立になり裁判と発展した離婚訴訟は、またも調停が行われている。7月15日と先月28日、2回の弁論準備期日があり、先日3日に初めて調停期日を行ったが結果は不成立。裁判部は5日、二人に対して調停措置命令を下した状況だ。

 

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