3日午後、京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)にある高陽総合体育館で、MBC秋夕特集番組「アイドル陸上大会」の収録が行われた。｜提供 MBC

[スポーツソウルジャパン｜編集局] 毎年人気アイドルらが大挙参加し、ステージではなく競技場で熱く戦う“アスリート版アイドル”が見られる「アイドル陸上大会」が、今回出戦したグループEXOのTAOとINFINITEのウヒョン、ソンヨルの怪我により、ファンの怒りを買っている。

3日、京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)にある高陽総合体育館では、MBC*秋夕特集番組「アイドルスター 陸上・アーチェリー・フットサル選手権大会」（以下、アイドル陸上大会と表記）の収録が行われた。
〔*秋夕(チュソク、추석)は、韓国で陰暦（時憲暦）の8月15日（中秋節）を指す言葉。祖先祭祀や墓参をはじめとする行事が行われる重要な祭日である。韓国では前後3日間が祝日であり、帰省シーズンとなる。今年は9月18日～20日が秋夕連休である〕

この日、高跳びに参加したEXOのTAOは、ジャンプする途中転んでしまい、腰に負傷を負ってしまった。
TAOが腰を触りながらメンバーらに助けてもらう姿は、SNSとオンライン・コミュニティなどに掲載され、すぐさまネット中に広まった。そこにあるファンが掲載した書き込みには、「TAO君は、1位になれなくて申し訳ないと言いながら、涙をみせました。メンバーらも一緒に涙しながら彼を応援してあげていました」と述べている。これにEXOファンらは、TAOを心配する一方、「競争もいいけど、ちょっと激しすぎるんじゃないの？」と怒りを示している。
現場にいた関係者は、「TAOはメンバーらに助けてもらってすぐ応急処置を受けた」と伝えた。

フットサル中のアイドルたち。｜提供 MBC

一方、INFINITEのウヒョンとソンヨルは、フットサル試合の途中、相手チームとぶつかって転んでしまう軽傷を負った。特にウヒョンは顎の痛みを訴えながら、現場を見守る番組制作陣と取材陣を心配させた。これに所属事務所の関係者は、「試合中に転んだだけで、ファンの皆さんが心配されるほどではない」と伝えた。
他にも、Twitter上で広まる口コミをみると、ZE:Aのドンジュンが捻挫を負い、A Pinkのハヨンは腕を怪我したと伝わっている。
今年の正月特集番組で放送された「アイドル陸上大会」では、SISTARのボラなどが競技中に怪我を負ってしまい、“過度な競争による結果”という論争も起こった。そんな中、今回もアイドルの負傷ニュースが次々伝わると、ファンらは「アイドル陸上大会」に対する不快な気持ちを隠せないでいる。

一方、今年で7回目を迎える「アイドル陸上大会」には、BEAST、INFINITE、EXO、SUPER JUNIOR-M ヘンリー、ZE:A、2AM、MBLAQ、U-KISS、BTOB、B1A4、TEENTOP、VIXX、miss A、Secret、RAINBOW、Girl's Day、A Pink、HELLOVENUS、CRAYON POP、ノ・ジフンなど。約160人のアイドルたちが参加する。