2日午後、KARAがソウル・広壮洞(クァンジャン・ドン)にあるUNIQLO-AXホールで開かれた4thフルアルバム「Full Bloom」の発売記念ショーケースで、新曲『淑女になれない』のステージを公開した。|ナム・ユンホ記者

 

[スポーツソウルドットコム|イ・ゴニ記者] 5人組のガールズグループKARA(ギュリ、スンヨン、ニコル、ハラ、ジヨン)が、セクシーとマニッシュが共存する新しいコンセプトで帰ってきた。


2日午後、ソウル・広壮洞(クァンジャン・ドン)にあるUNIQLO-AXホールでは、KARAの4thフルアルバム「Full Bloom」の発売記念ショーケース(新曲発表会)が開かれ、アルバムのリード曲『淑女になれない』(Damaged Lady)の初ステージが繰り広げられた。
KARAは、先月から公開してきた新譜の予告映像と同様で、マニッシュ(男装)コンセプトを生かしたセクシースタイルを披露、登場から迫力あふれるステージパフォーマンスをみせた。
5人メンバーは皆ブラックスーツをアレンジしたステージ衣装で登場。ギュリとハラ、ニコルはタンクトップにジャケット、ブラックパンツを組み合わせたコーディネートをみせ、末っ子のジヨンは破格的なシースルーシャツでボディラインを強調し、それぞれセクシーなマニッシュスタイルを見せびらかした。

 

ニコルが新曲『淑女になれない』の振り付けのポイントを披露している。

 

衣装に続き、パフォーマンスにもいっそう成熟されたKARAがいた。『淑女になれない』のリフレインで、指輪を外すような動作と、ヒップから手を弾くような振り付けなどは、歌詞と曲の雰囲気を表現するに効果的だった。
今回4thアルバムは、『ミスター』、『STEP』、『PANDORA』など、以前のヒット曲を手がけた作曲家コンビSweetuneが、リード曲『淑女になれない』のみ担当。他の収録曲は、シム・ウンジ、ペ・ジンニョル、栄光の顔など新旧の人気作曲家チームが大挙参加し、アイドルを超えアーティストへ挑戦するKARAの音楽的な成長が期待されるアルバムとなっている。

 

メンバーそれぞれ、かわいらしいポーズを決めているKARA。


KARAには、今回のカムバックを準備しながら“変化”に悩んだ痕跡が感じられた。この日取材陣との質疑応答時間では、マニッシュコンセプトについて「新しい経験でしたが、今まで挑戦しなかった異色的なセクシー美をみつけるために“男装”を選択しました」と説明。音楽的な変化についてスンヨンは、「レコーディングしたものが気に入らなくて、全てやり直しました。何よりKARAのスタイルと音楽的な変化に主力しました」と、今回のカムバックに相当悩んだ様子だった。


リード曲『淑女になれない』(Damaged Lady)は、フレンチ・ポップジャンルに強烈なロックサウンドを絶妙に調和させたダンスナンバー。スピーディーに展開される曲調に別れを迎えた女性の気持ちを率直に収めた直説的な歌詞が魅力的な楽曲だ。また先行公開曲として採用された『Runway』は、KARAがデビュー以来初めて試みたブルースジャンルのミディアムテンポ曲で、淋しくて虚しい雰囲気を伝える各メンバーのボイスカラーが際立つ楽曲である。

 

多彩なナンバーで“変化と挑戦”に臨んだKARAの4thフルアルバム「Full Bloom」は、昨年8月に韓国でリリースされた5thミニアルバム「PANDORA」以来、約1年ぶりとなる新譜。またフルアルバムとしては、2011年9月にリリースした3rdアルバム「STEP」以来、約2年ぶりで発表する待望のアルバムとなっており、ファンの期待はますます高まるもようだ。

 

 

 

 

 

 

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