李玉順(イ・オクスン、55)氏が韓人会の第7代会長に選出された。

 

韓人会は7日、東京京王プラザホテルで臨時総会を開き、李玉順氏の会長就任案件を可決した。臨時総会後に開かれた懇談会には、駐日韓国大使館の金辰植・総領事、民団中央本部の呉公太・団長、東京韓国商工会議所の金光一・会長をはじめ、日本で活躍する在日同胞ら約300人が出席し李玉順・新会長の就任をお祝いした。韓国からも各界を代表する人事が出席した。


李玉順・新会長は、「初心を忘れず最後まで同胞のために最善を尽くしていきたい。在日韓国人の皆さんが一緒に参加できる韓人会を作っていきたい」と覚悟を示した。
韓人会の会長はこれまで空席だった。6代会長の白永善・前会長が執行部との対立で4月に会長職を辞退し、その後は非常対策委員会が設けられ韓人会を運営してきた。


そんな中で李新会長が就任したため、李新会長が韓人会の課題をどのように乗り越えていくのかに注目が集まっている。李新会長が解決しなければならない難題が山積しているからだ。第1の課題として挙げられるのが、韓人会の現職役員間の対立。そして、韓人会の内部問題に失望して脱退した会員をどのように呼び戻すかに焦点が集まる。

 

李玉順(イ・オクスン、55)氏が韓人会の第7代会長に選出された。

 

まずは、李新会長の歩みに明るい兆しが見える。駐日韓国大使館の金辰植・総領事をはじめ、民団の呉公太・団長、東京韓国商工会議所の金光一・会長が就任式に出席したことがその証拠。日本で活躍する主要在日団体のトップが一堂に集まるのは、なかなか見当たらない稀なことだ。ある関係者は、「みんなが集まったのは、李新会長の韓人会に対して期待を表したのではないか」と語った。


李新会長は1994年に日本に渡り、翌年に特殊紙や上質紙などを扱う株式会社「サンオクス」を設立した。李新会長は「サンオクス」を創立15年だけで堅実な中堅企業に成長させた。また、ニューカマーとしては唯一に東京韓国商工会の議理事として活動した経歴も持っている。


一方、韓人会は2001年に設立され、公式的な会員は約8000人に上る。韓人会は日本国内で、在日本大韓民国民団と在日本朝鮮人総連合会に続く第3の韓国人団体として成長した。

 

李玉順(イ・オクスン、55)氏が韓人会の第7代会長に選出された。

 

国会議員・金才允。
 

東京韓国商工会議所の金光一・会長

 

駐日韓国大使館の金辰植・総領事

 

民団の呉公太・団長

 

東京京王プラザホテルで開かれた李玉順新会長の就任式。
 

 

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