歌手RAINの再入隊議論について、韓国国防部側は問題になることはないと語った。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ヨンウン記者] 韓国国防部は、歌手RAIN(実名:チョン・ジフン)が芸能兵士に志願する際に必要な書類を不備したことを認めながらも、兵役法上問題にならないため、再入隊はできないという意見を示した。


国防部の関係者は8日<スポーツソウルドットコム>との電話取材で、書類不備によるRAINの再入隊論議について、「RAINが特技兵(芸能兵士)資格審査の際、提出する書類に不備な部分があったのは事実だが、これは再入隊を取り上げるほど問題になる部分ではない」と明らかにした。


特にこの関係者は、書類未提出の部分と関連して、すべての書類を受けたと主張する広報院側と、書類不備を認めた国防部の言葉が違う理由について、「芸能兵士選抜のために提出すべき書類のうち、RAINが提出していない書類は協会確認書と推薦状だ。広報院側はこれを必要な書類ではないと判断したに対し、国防部の監査では書類の不備で判断、解釈の違いが発生したからだ」と説明した。


これに先立って広報院側は、RAINが芸能兵士選抜時にすべての書類を提出したと発表したが、国防部側はRAINの書類提出の不備を認めた。国防部の広報課関係者は同日、書類不備を理由にRAINの再入隊を主張する論議に対して、「RAINが提出していない書類は兵役入隊の書類ではないため、問題ない」との見解を示した。


この関係者は、「RAINと関連して、再入隊議論が起きているが、これは話にならない」とし、「RAINが備えていなかった書類は、兵役入隊と関連する書類ではなく、特技兵(芸能兵士)資格審査のための書類なので問題にならない」と説明した。
続いて、「再入隊の命令は、兵役法上問題になる場合に下すことができることなので、RAINの書類不備は兵役入隊と関連する書類ではないため、兵役法上問題になる余地はない」と付け加えた。


RAINは2011年10月に一般兵として入隊した。軍服務中の2013年3月に芸能兵士として招集されたが、この過程で芸能兵士選抜に必要な書類をしっかり備えていなかったと疑われている。
国防部の関係者は、「SBS『現場21』に発覚された芸能兵士事件を監査した結果、RAINには何の懲戒の事由も出てないため、予定通り除隊した」と説明した。


一方、5日に韓国民主統合党のキム・グァンジン議員は、「7月10日に除隊した歌手RAINが、芸能兵士選抜の過程で必要なキャリア資料と推薦書を提出しなかった」とし、2007年の歌手PSYの事例を挙げながらRAINの再入隊の問題を提起した。
しかし、その主張が波紋を起こすと、キム議員側は6日、「RAINの芸能兵士選抜についての問題を提起したもので、再入隊を推進しようとする意向ではない」と釈明した。

 

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