SHINHWAが「2013アジアツアー」を成功裡に終えた。最後の公演でソウルを選んだSHINHWAは、4日、さまざまなパフォーマンスで14000人余りのファンを魅了した。|イ・ヨンフンインターン記者

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] 「ステージの上での幸せな時間を15年もくださったファンの皆さん、愛してます!」


‘15年目’のアイドルはわけが違った。1998年にデビューし、2013年現在まで歌謡界の歴史に一線を引いているグループSHINHWAは、自分たちの存在理由をコンサートで確実に示した。メンバーのミヌ、エリック、ヘソン、ドンワン、チョンジン、エンディは3時間にわたったコンサートで、笑いと楽しさ、情熱と汗、涙と感動をすべて披露した。これ以上の修飾語が何も要らないほど、‘神話(SHINHWA )’という名前の二文字と六人のメンバーがステージ上に一緒にいるだけで十分だった。


SHINHWAは4日午後、ソウル・芳夷洞(バンイ・ドン)オリンピック公園体操競技場で「2013 SHINHWA グランドツアー ザ・クラシック in ソウル」を開き、フィナーレ公演を用意した。11集アルバムの公式活動の終了を予告しただけに、現場には14,000人を超えるファンが集まった。3日の公演まで加えると、なんと27,000人の観客がSHINHWAのアジアツアーのフィナーレを一緒にしたのだ。

 

情熱’。4日、「2013アジアツアー」のフィナーレでSHINHWAメンバーたちが『Only one』のステージを披露している。この日SHINHWAは、1990年代のヒット曲から、5月に発表したフルアルバム(11集)の収録曲まで25曲以上の歌を歌った。|イ・ヨンフンインターン記者

 

壮大な背景音楽と一緒にステージに上がった六人のメンバーは、登場から素晴らしいオーラを発した。赤い制服を着て並んだSHINHWA は、10thアルバムのタイトル曲『Venus』で公演の開始を知らせた。続いて『Hero』、『Only one』、『Shooting Star』のステージを披露、序盤から情熱を燃やした。客席はオレンジ色の波でいっぱいになり、ファン歓声で会場は激動した。


エンディは、「本当にありがとうございます」と挨拶し、ドンワンは「昨日よりも多くのファンが来たようです。昨日よりも熱いです」と観客に感謝の意を伝えた。ヘソンは、「大歓声のおかげで最初から力がでてきました。今日も(私たちの公演を)楽しむ意志を見せてください」と叫んだ。ミヌはデビュー15周年を記念するファンの応援を引き出した。
ファンの大きな応援をステージの上で見守ったメンバーたちは、「鳥肌がたつ」と感激した。ミヌは、「何か1つ足りないな気がする。僕たちがそれを補います。身を燃やします」と最高のステージを約束した。
チョンジンは、「昨日よりも熱心にしますから楽しんでください」と語り、エリックは、「昨日の歓声が大きくて家に帰って寝るまで、耳がぼうっとしました。今日も天気があついので、体力配分をよくやって、最後まで疲れずに倒れずに楽しもうよ」と意志を固めた。
六人のメンバーは、ファンに約束したこと以上に『Hurts』、『分かる男』、『New Me』を熱唱した。バラード曲のステージだったが、SHINHWAのメンバーたちは意地悪のジョークとメンバー同士間のいたずらを見せ、愉快な現場を演出した。熱唱と笑いが一つのステージに共存するのは難しいが、SHINHWAは可能にさせた。そんなメンバーたちを見ながら、現場のファンは笑いと感動を一緒に味わった。

 

汗。SHINHWAのチョンジンが全身に汗を流しながらファンの前で情熱的なステージを広げている。|イ・ヨンフンインターン記者

 

デビュー15年目のSHINHWAが貫禄のステージを繰り広げている。|イ・ヨンフンインターン記者

 

『I pray for you』と『Stay』のステージでは、3階にいたファンまで、全てのファンが立ち上がり、全席スタンディング公演を演出した。メンバーたちはファンともっと近くのところで呼吸するために客席に飛び込み、『voyage』、『Let it go』、『レッドカーペット』を熱唱した。
観客とSHINHWAのメンバーたちは既に一体になった。『Hey,Come on』、『Brand New』、『Scarface』、『This Love』の番では公演場の雰囲気が最高潮に達し、熱熱に応援するファンたちで体操競技場は激しく揺れた。


最後の曲を残した時にエンディは、「多くの愛を頂いた一年でした。僕たちも一生懸命準備して11枚目のフルアルバムをお見せして、たくさんの賞もいただいて、感謝の言葉をお伝えします。これから個人活動に集中し、またSHINHWA の12枚目のアルバムも一生懸命準備します」と挨拶した。
ドンワンは、「僕は昨年、これくらいの成果を期待していました。当然、僕らがこれくらいはしなくちゃって。来年は、もっと大きな成果を期待してください」と冗談混じっての感想を述べた。また彼は、「SHINHWAはこれからしばらく離れることになりますが、メンバーたちはそれぞれ個人活動に入ります。1年間再充電して、来年またお会いましょう」と拳を握った。

 

‘感動’。SHINHWAのイ・ミヌ(中央)がファンに向かってハートを送っている。|イ・ヨンフンインターン記者

 

ヘソンは、「昨年の『Vinus』活動と今年を比べると、期間は大体同じでしすが、何か息切れがするほと走ってきたようです。活動を終える場なので、個人的には残念に思いますが、すべては皆さんのおかげです。感謝の言葉を伝いたいです。名残惜しいですが、残りの公演を楽しんでください」と頭を下げた。
ミヌは、「神話にはピリオド(終わり)ではなくカンマ(一時休憩)」と語りながら、「私たちにはピリオドがありません。ファンの皆さん、いつも応援してくださってありがとうございます」とファンを感動させた。
隣にいたチョンジンは、ミヌの言葉を繰り返して笑いを誘った。チョンジンは、「来年は、いつカムバックするかまだ未定ですが、ファンのみなさんがもっと愛してくださるアルバムを持ってまた来ます」と自信を見せた。
最後にエリックは、「14年だけで非常に大きな成果を達成しました。7回の1位を記録し、8個以上のトロフィーを受けました。これまで活動しながら、いくつかの事故もありましたが、今日を無事に終えれば元気に今回の活動を仕上げることになります。感謝します」と叫び、ファンたちの大きな拍手を受けた。


3時間が超えるコンサートが終わると、六人のメンバーたちは、長い間ステージを離れることができなかった。何度もファンに感謝のあいさつを伝えたり、互いに抱き合って喜びと歓喜を満喫した。メンバー全員は手をつなぎ会場のあちこちで腰を下げてファンに挨拶した。15年間一緒にしたファンを心に刻みつけながら、幸せと感動の瞬間を長く味わった。
そして、彼らは叫んだ。「ここまで、僕たちはSHINHWAでした!」と、ファンの耳元にこの叫びは長く響いた。

 

‘笑い’。SHINHWAは「2013アジアツアー」フィナーレ公演前に行われた記者会見で、ファンに向かいおもしろいポーズで挨拶している。この日の公演でSHINHWAは、汗と情熱、笑いと楽しさ、感動と涙を、すべて披露した。|イ・ヨンフンインターン記者

 

 

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