グループのJYJ。|© C-JeS Entertainment

 

[スポーツソウルジャパン|編集局] 韓国の公共放送局であるKBS(韓国放送公社)(以下、KBSと表記)が、グループJYJの放送出演と関連して公式立場を表明した。しかしその内容が曖昧なため、さらに論争を拡大する可能性を残した。


先月31日、KBS芸能局は、「KBSがSMエンターテインメント、文化芸術産業総連合会などの強圧で、JYJを放送出演させなかったということに公式的な答弁を求める」という一部視聴者らの意見に対し、自社ホームページの視聴者掲示板を通じて、「公正取引委員会の是正命令は、SMエンターテインメントと韓国大衆文化芸術産業総連合、文化芸術産業総連合会などに対する措置として理解している。歌手たちの番組出演可否は、各番組の担当者が自律的に決定している。そのため各番組の必要に応じて、役者及び歌手らをキャスティングする方針だ」と答えた。

しかし問題は、KBS側がJYJの放送出演可否を明確にしていないところだ。KBS芸能局は、「JYJを番組に出演させる」「公正取引委員会の決定に従う」ではなく、「必要に応じて検討する」と述べた。
こうしたKBS側の立場表明があった後、現在KBSホームページの視聴者掲示板には、「JYJの放送出演を希望する」という書き込みが殺到する状況だ。


先月24日、韓国公正取引委員会は、JYJの放送出演及び歌手活動を妨害したSMエンターテインメント(以下、SMと表記)と、韓国大衆文化芸術産業総連合会(以下、文産連と表記)に対して、これらの行為を禁止する命令を下した。当時公正取引委員会は、2010年10月頃、JYJが1stアルバムを発売して歌手活動を再開する際、SMと文産連が放送局などを含む業界関係者らに対して、JYJの番組渉外・出演などの制裁を求める公文を発送したことを指摘した。

東方神起から独立したJYJは、これまで韓国内での円満な芸能活動ができず、ドラマ、映画、ミュージカル、広告、海外公演などを中心に活動してきた。

 


 

 

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