韓国軍当局が、芸能兵士の軍紀紊乱な実態に対して、“厳罰処分を下す”という旨を明らかにした。|SBS「現場21」放送キャプチャー

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ヨンウン記者] 韓国軍当局が、芸能兵士たちの脱線行為に対して、強力な処罰を与えるという意見を伝えた。


3日午後、軍当局関係者は<スポーツソウルドットコム>との電話インタビューで、「今週金曜日(5日)に、国防広報院に対する監査結果が出る。あの番組で流れたことがすべて事実なら、(規定を違反した芸能兵士たちには)厳罰が下されるはずだ。一般兵士たちとの公平性を考慮して(懲戒委員会の)処罰数位規定通り、同様な処罰を与えるつもりだ」と明らかにした。
この関係者は「芸能兵士は、芸能人であるということ意外、同じ兵士だ。調査結果でもし任意脱営した場合、営倉(懲罰房)入りの可能性もある」と付け加えた。
このように、軍当局は脱線行為を犯した芸能兵士たちに対して、厳重処罰の旨をはっきりと示した。風俗店を訪問した一部芸能兵士たちの現場検証を行ったことも“厳重処罰”をある程度暗示している。
しかしこれに反して、これまでの慣例をたとえながら、処罰程度がそれほど重くないという予測もある。芸能兵士たちへの処罰は、これまで形だけのものが殆どだったからだ。
実際、先日2日放送されたSBS「現場21」の“芸能兵士たちの華麗な外出、不便な真実”第2編では、最近5年間の軍紀紊乱、服務規定を違反した芸能兵士たちに与えられた“軽い”処罰結果を公開した。
番組によると、事件事故を起こした芸能兵士たちに対する懲戒は、この5年間わずか4件。すべて軽い処罰が与えられた。
2010年4ヶ月ごとに、当時軍服務中だった俳優のイ・ジヌクとキム・ジェウォンが、営外離脱したことが発覚されたが、懲戒は各々休暇制限5日、謹慎5日だった。続いて2011年には歌手のチョン・ジェイルが保安規則違反で休暇制限2日の処分を受けた。
そして2013年1月は、歌手のRain(31、実名:チョン・ジフン、兵長)が、女優のキム・テヒと服務時間中にデートを楽しんだ姿が発覚されたが、処分はたかだか7日間の謹慎となった。当時Rainは、一部私服、携帯使用、軍防止未着用などの規定を違反しており、世間からの批判は激しい模様だった。


一方、芸能兵士たちを管理する国防広報院は、今回の“軍紀紊乱”事態により、現在監査を受けているところだ。
果たして芸能兵士たちの脱線行為に対して、厳重かつ公平な処罰とともに再発防止ができるか、世間からの関心が寄せられている。

 

 

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