2日、SBS「現場21」による芸能兵士たちの実態が再び告発。国防部ホームページには、芸能兵士制度の廃止を求める書き込みが殺到している。|SBS「現場21」放送キャプチャー

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] SBS「現場21」による“芸能兵士たちの華麗な外出、不便な真実”の第2編が放送され、再び韓国のオン・オフラインが熱くなっている。


2日夜、「現場21」の放送後、国防部ホームページにある「国防政策、私も一言」という掲示板には、大量の抗議の書き込みが殺到してきた。番組をみたネチズンたちは、芸能兵士たちの特恵を指摘しながら、軍紀紊乱な実態に抗議した。
あるネットユーザーは、芸能兵士たちが慰問公演後、モーテルで宿泊しながら、深夜までお酒を飲み、私服で携帯電話まで使用したことに、「一般兵士ならあんなことすると、すぐ営倉(懲罰房)入りに、除隊日延長、休暇はすべてキャンセルだよ」という書き込みを残した。彼は「何がそんなに偉くてそこまで配慮してあげるわけ?国防部の信用がここまで落とされると、60万将兵はもちろん予備軍らの愛国心までなくなるわ」と指摘した。
他にも「芸能兵士、彼らだけの世界か」「いったい芸能兵士が存在する理由って何ですか」「芸能兵士に管理はされてます?なんでこういう問題が続々起こるわけ?1編観てなんてざまだと思ったけど、2編観たらもう頭きてたまんないです。今の現役たちと予備軍たちが反抗するところみたいわけですよね?」「おエライ芸能兵士様のお出ましです」「芸能兵士、廃止せよ!」など、批判の書き込みが殺到している。

 

SBS「現場21」が芸能兵士たちの乱れた服務実態を暴露すると、国防部ホームページには、抗議の書き込みが殺到した。|国防部ホームページよりキャプチャー

 

ある予備軍は、「今回の事件の責任を問う対象は芸能兵士たちではないと思います。兵士たちを管理する管理者がいない。これは当然な結果ではありませんか。昨日の番組でも分かるように、国防広報院が戦闘部隊でもないし、勤務者は軍人が一人もいない。どうやって芸能兵士たちを管理するというのですか」と指摘している。
また「セクハラ、不公正契約リベート、マネージメント社のロビー、法人カードの乱用、以上国防広報院が国民の税金でやることでした」「信頼が命である国防部さえ、国民を馬鹿にしてる」「国防部の責任が一番大きい」「国防部はバカ部か?税金返せ!」「兵士たちに謹慎処罰じゃなくて、その兵士たち含めて管理者まで責任をとるべきだ」など、怒りの声を上げている。


この日「現場21」で芸能兵士たちは、軍人の身分にも関わらずみんな私服姿で国防広報院を出入り、携帯電話を平気で使っていた。また上下関係なく歳に合わせて“お兄さん”という呼称で呼び、軍から支給された衣服は使わず、私製ランニングにミリタリールックのバッグ、ビニ帽子などを使うことも普通に行われていた。
国防部広報院の元関係者は、芸能兵士たちが常駐する“体力鍛錬室”についても、「“体力鍛錬室”はただの遊び場にすぎない。大型液晶テレビにビデオゲーム機、お菓子や私的所持品が散らかされている。広報院の業務、作業や報道資料作成などのために、パソコンもこっそり使っている。法人カードでタクシーを利用したりもする」と暴露した。

 

 

  • (1/20)
  • Editor’s Choice
  • TOP10
  • Keyword News
  • FAN N STAR TOP10