自分の子供を外国人学校に不正入学させた疑いを受けているノ・ヒョンジョン氏が、数ヶ月間国外に滞在している。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|ファン・ジュンソン記者] 現代(ヒュンダイ)家の一員で元人気アナウンサーだったノ・ヒョンジョン氏が最近韓国でひんしゅくを買っている。自身の子供を外国人学校に不正入学させた疑いを受けた以降、韓国国内で姿を消したからだ。

 

仁川(インチョン)地方検察庁外事部は、4月19日、外国人学校の入学不正捜査結果を発表し、入学の資格がないにも他の外国人学校から転校したかのように偽装する“学籍洗濯”の方法で、子供を否定入学させた元タレントのパク・サンア氏などを略式起訴した。


ノ氏も同じ疑いを受けたが、当時外国に滞在しているという理由で除外された。検察側は、ノ氏の帰国し次第、調査する方針だ。しかし、ノ氏は、50日が経過した今も帰国していない状況。検察が調査をすると発表してから100日も超えている。仁川地検外事部は、2月20日、「ノ・ヒョンジョンの子供は要件を満たさず、外国人学校に不正入学した情況が捉えられ、調査を開始する」と明らかにした。
現行法上で、外国人学校に入学するには、親の一人が外国人であるか、親が子供と一緒に海外で3年以上滞在する必要がある。ノ氏は、英語で教育する幼稚園の在学証明書だけを出し、子供を外国人学校に不正入学させた疑いを受けている。その後、ノ氏子供らは外国人学校を辞めたことが分かった。


現行法違反が明らかになったのに100日近く調査を受けず国外に滞在しているノ氏に対し、一部では典型的な時間稼ぎだという見方を示している。アナウンサー出身で、現代家の一員に名を連ねることになってから、その地位を利用して時間を稼いでいるということだ。

ノ氏の夫、チョン・デソン代表が経営している現代BSNC側は、ノ氏の事件と会社は無関係である旨を守り続けている。通常、財閥家ではオーナーの一家が検察の捜査や裁判を受ける場合、会社の法務部などを動員して弁護士選任から裁判まですべてを助けることになるが、現代BSNCは、「個人的なことだ」と述べ、関与しないという姿勢だ。

財閥家の嫁になったため、社会的により高いモラル性が求められるが、ノ氏の行動は“ノブレスオブリージュ”とは見えない。さらに、ノ氏は第一子と第2子を米国で出産し、意図的な遠征出産ではないかという疑いも受けている。アナウンサー時代、庶民的なキャラクタで大きな人気を集めたノ氏。今は庶民たちの避難を避けられないそうだ。
 

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