T-ARA N4のウンジョン、ヒョミン、ジヨン、アルム(左から)が、先日10日、アメリカ進出記念の記者懇談会を開いた。|イム・ヨンム記者

 

[スポーツソウルドットコム|イ・ゴニ インターン記者] アメリカ進出を宣言したT-ARA N4(ウンジョン、ヒョミン、ジヨン、アルムで構成したT-ARAのユニット)に対してネチズンたちの反応が厳しい。


先日20日、ソウル・論峴洞(ノンヒョンドン)にあるインペリアルフェリスホテルにて、アメリカへ正式進出すると発表したT-ARA N4に対し、歌謡ファンはすぐさま反応してきた。
ネットユーザーのpar****は「イジメアイドル、今度はアメリカか?」、47**というユーザーは、「アメリカにイジメごっこ伝授していくのか?」、ラン***は、「時間が経てば忘れられると思ったわけ?悪いけど、お前らがやったことは忘れられないからな。お前らは1年ところか10年経ってもイジメ事件がずっとしがみつくからよ」などの過激な反応をみせた。
もちろんT-ARA N4のアメリカ進出を祝い、成功を祈願するコメントもあったが、それは一部に過ぎなかった。


海外進出といういいニュースに、韓国のネットユーザーたちの反応がこれほど否定的な理由は、去年大論争を巻き起こしたT-ARAの元メンバー・ファヨンのイジメ説と、その以降にもT-ARAを巡る論争は継続しているからだ。
問題となったイジメ説は、去年の7月のこと。足を怪我したファヨンが日本のコンサートのステージに立てなかったことを、メンバーらは“意志の不足”と指摘したTwitterでの発言。そしてここから始まったファヨンのイジメ説の論争は、以来ネットユーザーたちがオンライン・コミュニティなどで掲載した写真と動画、いわゆる“イジメの証拠資料”が次々と登場することになり、取り留めようのない事態へ発展してしまう。
そして7月30日、T-ARAの所属事務所であるコアコンテンツメディアは、「T-ARAを補佐するマネージャー、スタイリスト、ヘアメイクアーティストなど、19人のスタッフらのつっけんどんな口を反映し、ファヨンを自由契約歌手として条件なく専属契約を解除する」と発表、ファヨンをチームから退出した。
その後、ネットユーザーたちは、ファヨンのイジメ説をもはや“説”と認識しなくなり、「T-ARAに真実を要求する」というコミュニティカフェを開設することになった。また社会的にも青少年らの間では、“T-ARAごっこ”というイジメ文化が拡散され、問題はますます深刻な状況となった。
T-ARAはモデルとして活動していた広告も全て契約解除され、メンバーのウンジョンは出演する予定だったドラマ「五本の指」を降板した。
以降T-ARAは自粛期間に入ったが、先月T-ARAのユニットグループのT-ARA N4を結成し、カムバックした。
そしてMnet「ビートルズコード2」に出演し、“イジメ説”を巡る論争についてとうとう涙の釈明にまで至った。
しかしネットユーザーたちは、そんなT-ARAに対してぞっとしない反応をみせながら、まだまだ冷たい視線を送っている。
先日15日には、所属事務所のコアコンテンツメディアのホームページがハッキングされ、T-ARAのメンバーのジヨンと似ている女性が裸をみせる動画がメイン画面に流される騒動までが起こった。
1年近い時間が経っているものの、彼女たちに対する非好感なイメージは、アメリカ進出という嬉しいニュースにも関わらず、まだ収まらない状況となっている。

 

 

 

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