U-KISSのメンバーのフンが出演するミュージカル「男が愛する時」。写真はリハーサル中のフンの姿。｜提供 プリカンパニー、ドリームコンテンツ

[スポーツソウルドットコム｜カン・テラン インターン記者] アイドルグループU-KISSのメンバーのフン（22、本名：ヨ・フンミン）が、ミュージカル「男が愛する時」を通じて初めて演技に挑戦するなか、“いい俳優になってみせたい”と強い抱負を表せた。

先日19日、ソウル・ユニバーサルアートセンターにて、＜スポーツソウルドットコム＞とのインタビューを行ったフン。彼は、「練習に合流してまだ日があまり経ってないところですが、一生懸命頑張っています。ホン・ギョンミン先輩が色々と教えてくださって頑張って習っています」と明るく笑顔をみせた。
フンは、ミュージカルに出演することに最初は違和感もあったそうだが、練習していくことで少しずつ慣れていっていると言っていた。
彼は「まだまだ未熟なところばっかりでなので、もっと努力していいミュージカル俳優になります」と演技に対する愛情も伝えた。

U-KISSのメンバーのフン。｜提供 プリカンパニー、ドリームコンテンツ

◆次は、フンとの一問一答

―初めてのミュージカル挑戦だが、きっかけは？
U-KISSの活動のため、時間がなくなかなか機会がなかったですが、今回U-KISSが3人のユニットを結成してuBEATで活動するので、個別活動ができるようになりました。前からミュージカルに関心があって、グループ内ではボーカルを務めるケビンがミュージカル「サマースノー」に出演しています。
僕もボーカルですし、もっと努力しなきゃと考えました。それで事務所に要請してさまざまな作品を調べたところ、機会がきたので参加させていただくことになりました。

―この作品には突然出演が決まったそうだが、練習期間はどれくらいで初公演はいつから始まるのか？
練習は始めて3週間くらい経っています。初公演は4月26日です。あとから合流したのでそれを挽回するためにすごく頑張っています。練習は毎日遅くまでやっていますね。ホン・ギョンミン先輩（歌手）が色々と教えてくれています。時間があるたびにギョンミン先輩が録音してきた歌を聴きながら、ボーカルの練習をしていますし、楽譜をみて直接ピアノ演奏もしながら慣れようとしています。台本の分量も多くあるのでなかなか大変ではありますが、ちゃんと覚えようと努力しています。

ミュージカル「男が愛する時」の出演俳優たちが、情熱的なリハーサルをみせている。｜提供 プリカンパニー、ドリームコンテンツ

―他の俳優たちとは息が合っている？
実際、練習時間も足りなく後半部から合流しているので、他の俳優の方たちはわざわざ僕のためにスケジュールまで調整して演技呼吸を合わせてくれています。すごくご迷惑をおかけしているのに、僕の面倒をみてくださってとてもありがたく練習しています。

―ミュージカル「男が愛する時」の出演を決心した理由
まず、創作ミュージカルというところに惹かれました。初演作品なのであとでこの作品が上手くいって人気を浴びて有名になったら、初演俳優として僕の名前も言及されるというのが大きな長所でした。

―自分が務める主人公のウンス役と、実際の自分との共通点と差異は？
まず共通点は、ウンスという人物はとても純粋なひとです。このような純粋なところがすごく僕と似ていると思います。僕は女性のことも知らないし、すごく純粋な人です（笑）。差異はそれほどないと思います。

U-KISSのメンバーのフンが、ミュージカル「男が愛する時」のリハーサルで真剣な姿をみせている。｜提供 プリカンパニー、ドリームコンテンツ

―純粋だと自分を評価したが、相手役のナルシャ（Brown Eyed Girls）との初キスシーンを控えている所感は？
ハユン役にキャスティングされている女優の方たちは、みんな僕より年上の女性です。まずは僕自身がとても純粋な心を持っているので（笑）、キスシーンを想像するたけですごくワクワクしています。もっと若い方と共演ができたらよかったとは思いますけど（笑）。ヌナ（お姉さん）たちとやってもすごく幸せです。僕の唇は厚いのでキスするにいい唇だとよく言われています（笑）。

―ファンは、キスシーンがあることで驚いている様子だ。
そうです。ファンの方はSNSなどを通じて「浮気ですか？」、「ミュージカルやめてください」とかのコメントまで残しています。記事で報じられたナルシャ先輩とのキスシーンのことを知ったファンの方がそう言われているのです。僕は純粋だけど、悪い男の気質もあります。ファンの方には、「公演に来て堂々と僕のことをゲットしてみてください」と意地悪な返事をしたこともありますね（笑）。

ミュージカル俳優としてデビューするU-KISSのメンバーのフン。｜提供 プリカンパニー、ドリームコンテンツ

―もし次のミュージカルをすることになったら、どんな役者と共演してみたい？
以前オム・ギジュン先輩が主演を務まれた「若きウェルテルの悩み」を観てすごく感動を受けました。機会があればオム先輩と共演ができる舞台に立ち、色々なことが学びたいです。そしてアイドルの中では、学校の同期である少女時代のソヒョンさんと共演したいと思います。

―自分の長所って？
U-KISSでボーカルを勤めていますので、歌には自信があります。伝えたいメッセージに感情を込めて歌で伝えられます。ミュージカルは初めての挑戦なので、すべでのエネルギーを注ぎたいです。それが僕の長所だと思います。

―今後の計画
まずはミュージカルに専念するつもりです。メンバーらは僕が上手くできるようにいっぱいサポートしてくれています。そして現在はユニットのuBEATが本格的な活動を控えています。いつになるかは分かりませんが、バラードができるケビン、スヒョン、ギソプとユニットを結成する予定です。また日本では7月から5都市でZeppツアーが開催します。