性暴行容疑でパク・シフ(左)を告訴したA氏のカカオトーク上の内容。|スポーツソウルドットコムDB、法務法人プルメ

 

[スポーツソウルドットコム|イ・ダウォン記者] 俳優のパク・シフ(34、本名:パク・ピョンホ)と性暴行攻防戦中である告訴人のA氏側が“妊娠コメント”に関する顛末を明らかにした。


A氏の法務代理人のキム・スジョン弁護士は、21日<スポーツソウルドットコム>との電話インタビューで、「我々がカカオトークの全文を公開した当時、パク・シフ側の法律代理人<法務法人プルメ>が、“抜け落ちされた内容がある”とし“妊娠コメント”を指摘してきた。当時A氏はパク・シフの後輩俳優のK氏に“気持ち悪い。妊娠じゃないだろうね?”という内容のメッセージをカカオトークで送ったが、某マスコミがこれを“A氏は以前にも妊娠で脅迫した前例がある”と報道し、A氏のイメージに損傷を与えた。それははっきりいってA氏が脅迫をするために送ったのではなく、警察もすでに知っている部分だったため、対応していなかっただけだ。しかし、これ以上A氏がまた違う形で被害を受ける可能性があると判断したので、その顛末を明かすことにした」と述べた。
続いて「メッセージを送った時間をみると、事件が起こってその翌日になる午前0時頃になっている。A氏はこの日警察に通報して取調を受けた。当時は被害者の供述しかなかったので、警察も被害者の供述だけを信じるには当然厳しい部分がある。なので警察は“加害者(K氏)ととりあえず連絡を続けながら、自然に会話して立証できる部分が出てくることもあるので、カカオトーク上の会話を求められた。そうして警察の関係者が同席する状況でそのメッセージをやりとりした。しかし内容的には大したことがなく、その日はそれで一段落した。この部分は警察も知っていることなので、特に言及しなかった」と説明した。
また「B氏(A氏の先輩と知られた女性)がある媒体とのインタビューで“Aに騙された”と主張しながら、パク・シフ側の弁護人を訪ねて供述書を提出するとしたが、この“妊娠コメント”の関連記事のせいで誤解の素地があったのではないかと考えた。しかしそのメッセージは脅迫やお金を求めるために作成したのでなく、捜査上証拠収集のために行われた会話だった。これ以上の誤解が生じないでほしい」と付け加えた。
最後に「A氏が“過去にも似たような前例がある”という報道も事実ではない。こうして一方的に報じられるとA氏に与えられる被害はもっと大きくなるだけなので、本事件の結果発表はあと数日しか残っていないため、このように解明する必要があった」と述べた。
一方、A氏側の弁護人による“妊娠コメント”の解明に対して、事件を担当しているソウル西部警察署のユン・テボン刑事課長は、「まだ把握されたことはない。確認する必要がある」」と慎重な態度をみせた。


パク・シフは、2月15日午前、芸能人志望生のA氏を性暴行した容疑を受けている。その後A氏を巡るさまざまな証拠や各マスコミによる報道などに基づいて、彼はA氏、A氏の先輩B氏、元所属事務所の代表のH氏に対して誣告、出版物による名誉毀損、恐喝未遂などの容疑で告訴した。
これに元所属事務所の代表であるH氏は、パク・シフ側に対して誣告、出版物による名誉毀損などで逆告訴した状況である。
 

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