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[スポーツソウルジャパン|小川典子記者] 公開中の映画『王になった男』(チュ・チャンミン監督/配給:CJ Entertainment Japan)の大反響を受け、本作に出演したイ・ビョンホンとハン・ヒョジュから感謝のメッセージが届いた。


2月16日から日本公開された本作品は、実在した朝鮮15代目の王・光海の秘密に迫る、史実にフィクションを取り混ぜた重厚な宮廷歴史大作。韓国では観客動員1,230万人を超え、史上歴代3位の大ヒットを記録という看板を背負っての日本公開。主演のイ・ビョンホンが演じる、光海君と影武者ハソンの一人二役などに多くの関心が寄せられ、女性層を中心に観客動員数を伸ばし、興行収入も3月5日現在で、公開後18日間で2億5000万を超えるなど、日本においても大成功を収めている。

 

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このような好反応に、主演のイ・ビョンホンと、ヒロインの王妃を演じたハン・ヒョジュから感謝のメッセージが届いた。1月末にプロモーションのため来日を果たしたイ・ビョンホンは、本作品で初の歴史物に挑戦したということで、「初の時代劇で思い入れもある作品なので、韓国だけでなく日本の皆様にも受け入れられたことを本当にうれしく思います」と喜びをかみしめている模様で、「何度見ても笑って感動でき、世代を越えて楽しんでいただける映画です。ぜひ、ご家族みなさまで観ていただければと思います!」と見どころを伝えている。

 

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また、ハン・ヒョジュは、同じく時代劇としては、現在NHKでドラマ「トンイ」が日本で放送中であり、「同じ時代劇ですが、『王になった男』では全く違うタイプの女性を演じていますので、ぜひ映画もドラマもご覧下さい。さらなるヒットをお祈りしております」とコメントを寄せている。


日本においての韓国映画は、近年あまり目立った興行成績を得ることができずにいたが、本作品のヒットには、ツイッターをはじめとしたSNSによる口コミ効果が、おもな要因であると、映画宣伝関係者はコメントを寄せている。加えて、いわゆる“韓流ファン”の代表である女性層だけではなく、性別や世代を超えた幅広いユーザーからの高い評価も、好成績につながっているようである。


イ・ビョンホン主演の『王になった男』は、新宿バルト9、丸の内ルーブルほかにて絶賛上映中である。

 

【Information】
『王になった男』
監督:チュ・チャンミン (『マバド』『拝啓、愛しています』) 
脚本: ファン・ジョユン(『オールド・ボーイ』)
キャスト:イ・ビョンホン/リュ・スンリョン/ハン・ヒョジュ/キム・イングォン/シム・ウンギョン
配給:CJ Entertainment Japan
製作:リアルライズピクチャーズ
<2012年/韓国/131分/カラー/5.1chサラウンド/日本語字幕:根本理恵>
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新宿バルト9、丸の内ルーブルほか全国公開中

 

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