A氏の先輩女性のB氏が、「A氏が告訴する前に、パク・シフの元所属事務所の代表に会って、この事について相談した」と明かした。写真は俳優のパク・シフ。|スポーツソウルドットコムDB

 

[スポーツソウルドットコム|ムン・ダヨン記者] A氏の先輩女性のB氏が、「A氏が告訴する前に、パク・シフの元所属事務所の代表に会って、この事について相談した」と明かした。


20代の芸能人志望生を性暴行した容疑で告訴された俳優のパク・シフ(35)が、自身を訴えたA氏とその先輩女性のB氏、元所属事務所である<イヤギエンタテインメント>の代表取締役のファン氏を、「誣告、恐喝未遂、名誉毀損」の容疑で逆告訴した中、B氏が<スポーツソウルドットコム>とインタビューを行い、これまで噂されていた元所属事務所の代表と被害者のA氏が、告訴する前会っていたこと、そしてファン代表が告訴をたきつけたとことを明かした。
これにより無罪を主張しているパク・シフが、告訴人A氏とA氏を庇いながら<日曜ソウル>とインタビューを行ったB氏、そして元所属事務所の代表のファン氏までを告訴した理由が部分的明らかとなった。


B氏は、4日午後、ソウル・汝矣島(ヨイド)の某所で行った<スポーツソウルドットコム>との独占インタビューで、「ファン代表とA氏は、事件が発生した二日後の16日夜10時30分から11時まで、ソウル・駅三洞(ヨクサムドン)にあるCカフェで会った。そこでファン代表は“パク・シフの悪いやつ!とっちめてやろうよ。君、相当傷ついただろう?”と慰めた。そうしながら警察署にすぐにでも駆けつけて訴えろと焚きつけた」と当時の状況を説明した。
また、ファン代表とA氏が会った場所には、B氏とのミーティングを周旋した某企画会社の代表D氏も同席したという。

 

告訴人A氏の先輩女性B氏。|ムン・ダヨン記者

 

B氏は、「Aがパク・シフに性暴行を受けたと私に電話してきた当時、私は普段から仲がいい企画会社の代表D氏に会いに行っているところだった。A氏の話にかなり驚いた私は、このことをD代表に相談した。するとD代表は“ちょうどよかった。ファン代表はパク・シフを相当恨んでいる。彼に助けてもらってこのことを処理しよう”と言った。
私もAが貧乏で力のない人間なので、きっとひとりで戦うことは厳しいと考えたので、ファン代表に助けてもらうことに同意した」と述べ、ファン代表に会った経緯を説明した。
このB氏の主張によると、ファン代表は事前にA氏と会ったのではなく、D代表を通じてA氏に会ったと思われる。そこでファン代表はD代表に「Aを警察に連れていけ」と指示までしたと述べている。
告訴以降の状況についてB氏は「最初はAがファン代表に助けてもらうと言っていたが、事件がマスコミに知らされると、“両親に相談する”と言いながら、ファン代表はもちろん私の助けまで断った。その後ファン代表とA氏との間で何があったのかは知らない」と述べた。


このことについてファン代表は<スポーツソウルドットコム>との電話インタビューで、「会ったのは事実だが、最大限パク・シフとの状況を把握して合意させるために5分くらい会っただけだ」とB氏の主張を否定した。
彼は「体を怯えながらそこまで来てくれたA氏を、私はただ慰めてあげる程度の話だけをした。B氏が主張していることは絶対ない。2,000%事実ではない。天に誓ってもいい」と極力否定。続いて「私はD代表に状況を聞き、パク・シフに知らせたが、パク・シフとA氏の話が違っていたため、その間で合意点をみつけようと努力しただけだ。B氏の話は事実ではない。D代表もB氏を100%信じるには厳しい立場だった」と付け加えた。
なら、パク・シフがファン代表を告訴した理由はなんだろうか。これについてファン代表は「パク・シフが告訴してきた理由は私も分からない。弁護人が変わったから誤解が生じたようだ」と述べている。
ファン代表の<イヤギエンタテインメント>側も、5日報道資料を配布して「(パク・シフの提訴事件を)円満に解決するために、物心両面から支援し一刻も早く解決することを心から願っておりながら、捜査の結果を待っていたところ、このような状況を迎えることになってしまいとても残念な気持ちである。憶測と脅威で流布されたルーマーにより、パク・シフ側の誤解は大きくなり、告訴にまで繋げたことは誠に
残念なことだ。今後全ての方法で潔白を証明するつもりだ」と公式立場を表明した。


一方、B氏はこのインタビューで、“A氏にパク・シフへ10億ウォンを要求するようにさせた”というメッセージについて、「有名人にあんなことされたという後輩に、ファン代表に会いに行っているところで“本当に悪い奴だ。10億ウォンをとるか墜落させるかどっちにしなきゃいけない”と言ってあげたのは事実だ。だけどその後の話が切れている。私はAに“はっきり言わなきゃだめだ。君は何も考えていないようだから、せめて悲しいふりでもして。この人が(ファン代表)が助けてくれると言ってたから”というと、Aは“分かった。悲しい演技をする”と言った。だから私が“これは当然悲しいことだ。演技も何も、事実だけありのままのことを言えばいい”と言ってあげた。ところがこの部分が切れてメディアに公開されたのだ」と説明した。
B氏は「私はA氏と金をとるために共謀したのではない。私自身も戸惑っている。Aが私に事件の状況を言ってくれたのと、メディアによって知られた事実。パク・シフの後輩(K氏)とやりとりした会話の内容があまりにも違う。だから私もAとは連絡を切っている状態だ」と述べた。

 

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