2008年にデビューしたA’st1。ビョン・チャンムン(左から3番目)は、故ソン・インギュ(右から2番目)の知らせを聞き通夜に駆けつけた|A’st1のジャケット写真


[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] A’st1出身のソン・インギュが、胸腺ガンの闘病中に死亡した中、同僚のビョン・チャンムンが通夜の席を守っている。


ビョン・チャンムンの属事務所であるスター帝国の関係者は22日、<スポーツソウルドットコム>との電話インタビューで、「故人の知らせを聞くやいなや、遺体安置所に駆けつけたようだ。親しい間柄だったが、このようなことになり、とても胸を痛めている。Facebookに故人を哀悼する書き込みも更新したようだ。現在、通夜の席を守っている」と明らかにした。


ビョン・チャンムンは、ソン・インギュの死亡の知らせを聞き、自身のFacebookに、「このような辛かった世界より良きところへ、また天国でも苦しまないで幸せに暮らしてください」という書き込みで、故人の冥福を祈っている。


故ソン・インギュとビョン・チャンムンは、2008年DSPメディア所属の6人組ボーイズグループ、A’st1のメンバーとして、芸能界入りした。しかしながら、翌年グループは解散となり、ビョン・チャンムンはスター帝国に、メンバーイム・ハンビョルはModay Kizのメンバーとして新たな出発を遂げた。ソン・インギュも再起をかけていたが、ガンの闘病のために夢を叶えることができず、ファンの元から離れる結果となってしまった。


ソン・インギュは、2011年に自身のブログに「4月初めに胸の痛みがひどくなりはじめた」としながら、「状態が深刻になったことを感じて、病院へ行ってCT撮影をしたが、胸の中にしこりが発見されて、それが首筋にまでつながっており、ガンが転移したことが分かった。複数の検査終了後、結果は悪性腫瘍であった。5月から6回の化学療法を受けた。手術は危険なために受けなかった。私は難病胸腺がんの2期判定を受けた」と闘病事実を知らせた。


彼は治療中にも、健康で明るい表情で写真を撮り、ブログにアップするなど、ファンの応援を一身に受けた。しかし、結局完治しないまま、22日午前、この世を去った。故人の通夜はソウル峨山(アサン)病院葬儀場2階23号で執り行われ、24日に出棺される。
 

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