盗作疑惑で敗訴した後、上告状を提出したパク・チニョン|スポーツソウルドットコムDB

 

 

[スポーツソウルドットコム|シム・ジェゴル記者] パク・チニョンが盗作疑惑に対して、悔しい立場をあらわし、最高裁にもう一度判決を任せた。


6日、ソウル高等裁判所によると、パク・チニョンは前日の5日、弁護士を通じて裁判所に上告状を提出した。書類の検討を経て、2週間以内に、最高裁判所に配当されるかどうかが明らかになる見通しだ。1、2審で相次いで敗訴したパク・チニョンは、最後の機会である最高裁で勝負をかけようという覚悟である。


IUが歌った「SOMEDAY」を作曲したパク・チニョンは、去る2011年の7月に作曲家キム・シンイルから著作権侵害の疑いで訴えられた。キム・シンイルは、2003年に作曲したアッシュの「私の男に」と「SOMEDAY」が似ていると、パク・チニョンを相手に1億1,000万ウォンの損害賠償請求訴訟を提起した。


1審で裁判所は、2,100万ウォンをキム・シンイルに賠償せよと、原告勝訴の判決を出し、1月の2審でもパク・チニョンの盗作疑惑を一部認め、5,700万ウォンに賠償額を釣り上げた。


パク・チニョンは、裁判当時「故意的な盗作、無意識な盗作、どちらかである必要のない問題である。故意的な盗作を選別するために、KBS、JYP、IUのそれぞれの会社などが調査したが、すべてにおいて、似ている曲を探すことができなかった。無意識な盗作という部分も、キム・シンイルの楽曲と同じ和声は、2003年以前に私が作った曲に多用したものである。無意識とするならば、私の曲を聞いて作ったのだし、キム・シンイルの歌ではない」と、盗作疑惑に対して苦しい心境を露呈していた。

2審の判決が出た後にもパク・チニョンは、「一度も聞いたことのない曲を盗作するなんて、どうしたら分からない。本当にもどかしい。もう一度、争っていきたい」と、最高裁への上告の意思を見せていた。


一方、原告のキム・シンイルは「創作者としてのプライドを守ることができてよかった。これからもおたがいの傷にならなければ幸いだ」との立場を明らかにした。
 

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