ベルリン国際映画祭をはじめ国内外の映画祭で50を超える賞を受賞するなど、世界で話題を集め、韓国内でも大ヒットした映画『はちどり』が映像配信サービスdTVで配信スタートした。

監督を務めたのは、短編映画『リコーダーのテスト』でアメリカ監督協会による最優秀学生作品賞を受賞した実績を持つキム・ボラ。
初の長編映画監督作となる『はちどり』は、『リコーダーのテスト』で9歳だった主人公のウニのその後であり、キム・ボラ監督自身の少女時代の体験をもとに描かれた作品。

物語の舞台は、急速な経済成長の真只中にあった1994年の韓国。
14歳の平凡な少女キム・ウニは、家族とともに巨大な集合住宅の一室で暮らしている。
家父長制が色濃く残る時代、父親は厳しく、構うのは長男ばかり。
何かあると怒鳴りつける父親、ウニに興味を示さない母親、両親の見ていないところでウニに暴力を振るう兄、自分勝手に遊ぶ姉ーーケンカが絶えない家族の中での居場所がなく、ウニは孤独を抱えていた。
学校も楽しめず、彼氏とのデートや親友・ジスクとのちょっとした非行で鬱憤を晴らしていたウニ。
ある日、そんなウニが通う漢文塾に、女性教師のヨンジが赴任してくる。
自分の話を聞いてくれるヨンジは、ウニにとって初めて心を開くことができた大人。彼女と交流をとおして、自分らしく生きていく方法を学んでいくウニだが……。

ウニを演じるのは、今作で大きな注目を集めたパク・ジフ。
ピュアで繊細な雰囲気を纏いつつ、芯に力強さを秘めた存在感は必見!
ホン・サンス監督映画『それから』などのキム・セビョクが演じる教師・ヨンジと、ゆっくり絆を深めていく描写に惹きこまれてしまうはず。
丁寧なカメラワークと美しい映像表現でウニの成長と変化を描きながら、実際の事件なども盛り込んだ鋭い社会的視点にも注目だ。

タイトルの“はちどり”は、1 秒に80 回も羽根を羽ばたかせて長く飛び続けることから、希望や生命力の象徴とされる存在。
懸命に生きる“はちどり”のようなウニの生き様が世界中で共感を呼んだ『はちどり』を、ぜひdTVでチェックしてみては。


■『はちどり』

~概要~
2018年釜山国際映画祭での初上映を皮切りに、ベルリン国際映画祭をはじめ国内外の映画祭で50を超える賞を受賞した話題作。PG12指定作品。

~あらすじ~
1994年、ソウル。家族と集合団地で暮らす14歳のウニ(パク・ジフ)は、学校に馴染めず、別の学校に通う親友と遊んだり、男子学生や後輩女子とデートをしたりして過ごしていた。両親は小さな店を必死に切り盛りし、子供達の心の動きと向き合う余裕がない。ウニは、自分に無関心な大人に囲まれ、孤独な思いを抱えていた。 ある日、通っていた漢文塾に女性教師のヨンジ(キム・セビョク)がやってくる。ウニは、自分の話に耳を傾けてくれるヨンジに次第に心を開いていくが……。

作品URL:https://bit.ly/3wuUU43

コピーライト:(c) 2018 EPIPHANY FILMS. ALL RIGHTS RESERVED.
 

 
<dTVに関する情報まとめサイト>

https://dtv.jp/


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