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NBCユニバーサル・エンターテイメントでは、“時代劇キング”パク・シフ主演の2021年NO.1韓国時代劇「風と雲と雨」のDVDを好評リリース中。
このたび、パク・シフ演じる、親友チョンジュンに劣等感を抱き、チョンジュンの家門を没落させた後、キム一族に取り入り出世していくチェ・インギュを演じたソンヒョクのオフィシャルインタビューが到着した。
Q.本作に出演された感想を教えていただけますか?
ソンヒョク:初めての時代劇の撮影なので、ワクワクする気持ちと緊張感を持って撮影を始めた記憶があります。ユン・サンホ監督をはじめスタッフ、そして先輩後輩の俳優の皆さんに助けていただきました。私にとって次の段階へ成長できる時間だったと思います。
Q.演じた役柄の紹介をお願いします。
ソンヒョク:チェ·インギュは他人の運命を嫉妬し自分のものにしたがるキャラクターです。悪と憎悪に満ちた人物で、極端に言えば反社会的な人格障害を持った人物と言えるでしょう。
Q.キャスティングが決まった時の気持ちはどうでしたか?(台本の感想など)
ソンヒョク:ユン・サンホ監督が方向性を明確に示してくださったので、キャラクターを作り上げる出発点では迷いませんでした。初めての時代劇とあって期待感に胸が高鳴りましたが、悪役ということで難しいだろうとも思いました。
Q.時代劇初出演はとのことですが、いかがでしたか? クランクイン前に準備した部分、セリフや衣装、時代劇の所作など難しい部分はありましたか?
ソンヒョク:時代劇、現代劇を問わず、新しい作品を始める時には悩みますし、準備する過程が必要です。この過程こそが「ワクワクする気持ちと緊張感」なのだと思います。時代劇なので、現代劇とは違い衣装やメイクアップなどに多くの時間と労力がかかりましたが、これは実は俳優よりもスタッフの方の苦労が多いんです。この時代の衣装をすべて身につけて、またチェ·インギュは武士なので衣装や小物が特に多く、動きにくいということはありました。それに適応するのには時間がかかりましたね。
Q.チェ・インギュの存在感は素晴らしかったです。敵役でありながらもボンンリョンへの切ない愛情感情を表現されておりましたが、役作りはどのようにされましたか?(苦労された点や気を遣った点など)
ソンヒョク:「好きなのに苦しめる」という感情が、インギュの役作りのカギでした。「好きなのに苦しめるとは、いったいどんな人物なんだろ?」と考え、結局、感情表現が苦手な人なんだと思いました。そのため、なぜ感情表現が下手なのか、幼い頃にトラウマがあったのかと、キャラクターの過去にさかのぼってアプローチしました。悪役を準備するというのは決して愉快ではありませんが、彼の持つ多彩な感情をのぞき見ることができました。
Q.敵役であるチェ・チョンジュン役パク・シフさんとの共演はいかがでしたか?
ソンヒョク:パク·シフ先輩は、私が幼い頃から知っていた兄貴であり先輩なので、作品でお会いできて本当に嬉しかったです。一緒に仕事をするのは初めてでしたが、現場で良いアイディアをたくさん出してくださり、楽しく撮影しました。
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Q.ボンリョン役コ・ソンヒさんとの共演で印象に残るシーンを教えてください。
ソンヒョク:劇中、ボンリョンが僕に向かって銃を撃つシーンがあります。そのシーンは複雑に絡み合った感情を表現しなければいけないシーンで、渾身の力を込めて演技しました。ボンリョンは「私はあなたが嫌い」、インギュは「お前が俺に見せてくれた気遣いと優しさは、いったい何だったんだ!」。こういう感情から2人が激しく対立したシーンだったと思います
Q.印象に残っているセリフやシーンを教えてください。
ソンヒョク:インギュは率直に感情を表現するのではなく、思っていることとは逆の感情を表現するキャラクターです。そんな彼が、初めて感情と言動が一致したのが、最後にボンリョンを救う場面ではないでしょうか。「生きている間、俺が申し訳ないと思う人がいたとすれば、それはまさにお前だった。私を許してくれ…ありがとう(セリフ原文訳)」おそらくこんなセリフだったと思います。初めて正直になれたインギュを対し、人間的として「本当に可哀想な人だ」と思いました。
Q.これまで多様な役を演じているソンヒョクさんですが、今後挑戦してみたい役や分野があれば教えてください。
ソンヒョク:俳優はいつも新しいキャラクターに飢えているようです。どんな役柄、どんなジャンルをやりたいというよりも、もっともっと多くのキャラクターに挑戦したいですね。
Q.好きな日本のドラマ、映画、漫画、俳優などありましたら教えてください。
ソンヒョク:好きな日本映画はたくさんあります。今思い出せるのは、渡辺謙さんが出演した「明日の記憶」という映画です。これは、私が今年出演した映画と同じタイトルなんです。
素晴らしい俳優は多くいらっしゃいますが、私は木村拓哉さんが好きですね。彼が出演した日本のドラマを幼い頃に楽しく見た記憶があります。「プライド」や「空から降る一億の星」などたくさんあります。
「明日の記憶」と「空から降る一億の星」は、同じ俳優という職業を持つ私に自分の演技について多くのことを考えさせてくれた作品であり、渡辺謙さんと木村拓哉さんは本当に尊敬できる俳優だと思います。
Q.韓国の時代劇は海外でも愛されている人気ジャンルですが、実際に出演されたソンヒョクさんが考える韓国時代劇の魅力とは?
ソンヒョク:脚本、演出、そしてスタッフの持つ技術がベースとなり、これに俳優の演技力が加わって韓国固有のスタイルが出来上がるのではないでしょうか。またそこに、韓国の情緒も一役買っていると思います。
Q.「風と雲と雨」を楽しみに待つ日本の視聴者へメッセージをお願いします。
ソンヒョク:(私の役は)ドラマのキャラクターの中の1人という安らかな気持ちで見ていただき、チェ·インギュをあまり憎まないでください(笑)。またコロナ禍の現在、健康には十分にお気をつけてください。
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「風と雲と雨」
DVD-SET1、2 発売中 / DVD-SET3 12月3日(金)発売
各14,740円(税抜13,400円)
※DVD好評レンタル中
発売・販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント