3月22日に&books(辰巳出版)から発売された『家にいるのに家に帰りたい』。BTSのVがグラミーミュージアムで紹介した本書は、書店からの注文が殺到し刊行前に増刷が決定、Amazon“その他の外国のエッセー・随筆カテゴリ”では予約段階の3月16日から、楽天ブックスの“外国の小説”週間ランキングでは2週続けてベストセラー1位を獲得。韓国でもニュースとなり、国を越えて話題を呼んだ。著者自身の経験や日々の想いを綴ったまっすぐな言葉は、自粛や環境の変化で心が休まらない私たちの心に深く響き、多数の共感の声が寄せられている。


辰巳出版の翻訳書籍レーベル“&books”より3月22日に発売された韓国エッセイ『家にいるのに家に帰りたい』。BTSのVがグラミーミュージアムで紹介し注目された本書は、書店からの注文が殺到し刊行前に増刷が決定、Amazon“その他の外国のエッセー・随筆カテゴリ”では予約段階の3月16日から、楽天ブックスの“外国の小説”週間ランキングでは2週続けてベストセラー1位を獲得し、話題を呼んでいる。

日本での反響は韓国のネットメディア「STAR NEWS」でも取りあげられ、国を越えて話題となった。

【STAR NEWS】
http://naver.me/G3JXu4xt


「愛する人たちの幸福も願うけど、わたしはわたしが一番幸せでいたいと思う」飾らない言葉のひとつひとつが心に沁みる

本書は著者のクオン・ラビン氏が自身の経験や想いをイラストとともに綴った一冊だ。ふとした瞬間に訪れる孤独感や不安、逃げたくなる気持ち、日常のちょっとした幸せ、誰かを愛することの痛みや幸福……。うまく言葉にできないけれど心の中には常にある、そんな感情にそっと寄り添いながら、さまざまなストレスにさらされる日常や忙しない日々の中で見失いがちな、自分をいたわることや身近な思いやりに気づかせてくれる。


「“ひとりじゃないよ”って抱きしめてくれる」共感の声 続々

わたしの幸せのものさしは他人ではなく自分。幸せもしんどさも、すべての基準は自分で決める。


「ひとりでは抱えきれない孤独や悲しみを、同じ目線で語りかけ、ひとりじゃないよって抱きしめてくれるような本。」(紀伊國屋書店 前橋店 伊能理沙)

「自分で言葉に出来なかった思いを言葉に綴ってくれているような一冊。水分が足りていなかった土に水が撒かれ、プラスαで栄養までが染みわたる。」(レビュアー moon natsu)

「作者と自分の心と対話できる本。ときにすうっと気持ちが落ち着き、また理解された嬉しさに涙した。」(レビュアー 寺岡由紀)


みかんを一緒に食べていて、その果肉に愛が詰まっていると気づいた。ひとつのみかんを半分に分けたとき、大きいほうをためらいなくあなたの口に入れることができるから。


「主人公の独白のような文章は、いつのまにか自分の声として聞こえてくる。どこか懐かしい気持ちにさせてくれて、何だかふんわりしててあたたかいものに包まれていくような一冊。」(メディア関係者 宮島明子)

「本書を読むと『思いやり』や『愛』を今よりちょっとだけ増やせるようになるのでは。自分だけの物差しで他人を評価しないように気をつけたいと感じた。家族でも他人でも人間関係は難しい。それでも出会えて良かったと思えるような人になれたらいいなぁと思う。」(レビュアー 石谷深雪)

「昔を思い出しながら、懐かしい気持ちで読みました。恋人との別れの辛さや、新しい恋人との日々の喜びが、瑞々しい感性で表現され、柔らかい印象の挿絵とともに心に沁みる作品。」(図書館関係者 藤原朋美)


わたしにとってあなたは、奇跡のように訪れた人生の春だった。


「溢れだしてくるような言葉、その一つ一つは強く。ピアノの鍵盤を叩くかのように心に響いてきた。共感度の高い秀作。
共感の中には、僕自身の過去の体験とリンクする記憶があり、それが重なったことで言葉と体験の化学反応を起こした。」(レビュアー 武藤吐夢)

「韓国の若い女性の素直なつぶやきに共感を覚え、心の平安を得られる人もいるだろう。本当に大切な人に出会えることが、幸せなのだと思う。」(レビュアー keroppi)


カタツムリはいいな、家が近くて。


「心が疲れた若い女性たちに贈りたい。短い横書きの文章が、心にそっと沁みてくる。」(図書館関係者 横山道子)

「「家にいるのに家に帰りたい」…普段はそんなこと思わず(思わないように)過ごしているけれど、心の奥で切に願っていること。切なさを感じると同時に、かつての自分を愛おしく抱きしめたくなりました。」(図書館関係者 奥山広子)
 

※すべて“NetGalley”に寄せられたレビューより抜粋


 

『家にいるのに家に帰りたい』は全国の書店、ネット書店にて好評発売中。

【書籍情報】

『家にいるのに家に帰りたい』

著者:クォン・ラビン

イラスト:チョンオ

訳者:桑畑優香

定価:本体1,200円+税

判型:四六変型判/204頁

発売日:2021年3月22日


〈Amazon〉
https://www.amazon.co.jp/dp/4777827518/

〈楽天ブックス〉
https://books.rakuten.co.jp/rb/16636895/

 

【著者略歴】

クォン・ラビン

1994年、韓国生まれ。9歳のときに両親が離婚。そのことがきっかけで、世間では「あたりまえ」と思われている多くのことに疑問を持ちはじめる。2020年、自分と同じような思いを抱える読者に寄りそう言葉を届けたいと、デビュー作となる本書を刊行。

 

【訳者略歴】

桑畑優香(くわはた ゆか)

翻訳家、ライター。早稲田大学第一文学部卒業。延世大学語学堂、ソウル大学政治学科で学ぶ。「ニュースステーション」 のディレクターを経てフリーに。多くの媒体に映画レビュー、K - POPアーティストのインタビューを寄稿。訳書に『韓国映画100選 』(クオン)、『BTSを読む』(柏書房)、『BTSとARMY_わたしたちは連帯する』(イースト・プレス)など多数。

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