授賞式の司会を務めたMiss Aのスジ。|イ・ホギュン記者

 

[スポーツソウルドットコム|パク・ソヨン記者] 2012年の歌謡界を整理し、同時に2013年音楽祭の封切りとなる「第22回ソウル歌謡大賞」(2012 Seoul Music Awards、主催:スポーツソウル、後援:ハイワンリゾート)が、先日1月31日、ソウル・オリンピック公園にあるSKオリンピックハンドボール競技場にて、その華麗な幕を上げた。

 

2NE1のボムが裸足で歌を歌っている。|イ・ホギュン記者

 

◆ボムは“裸足の女神!”、ミンジは“どすん少女?”
この日、ガールズグループの2NE1は、“本賞”の4番目の受賞者に選ばれた。嬉しく受賞所感を語った彼女たちは、祝賀ステージで「I LOVE YOU」を披露した。
ところが、カリスマあふれる2NE1のステージに観客らが大きな声援を送るその時、マンネのミンジがステージで滑ってしまった。一緒にいたバックダンサーの助けですぐに立ち、曲が終わるまでプロフェッショナルらしい面貌をみせた。
ボムの場合、歌の途中で左足のヒールが脱げてしまうハープニングも。しかし彼女は残りの右足のヒールも脱ぎ捨てステージを縦横無尽した。興に乗って“裸足の闘魂”を吹き出すボムの姿に、ファンは大きく観声した。


◆タク・ジェフンxズジのナイスコンビネーション~!
歌手兼放送人のタク・ジェフンとMiss Aのスジは、今年もMCとして口を合わせた。司会に集中するタク・ジェフンとは違って、スジは司会とともにステージにも上がるため奔走に動いていた。
Miss Aが“本賞”の受賞者と呼名されると、司会席にいた彼女は素早く授賞台へ走った。ステージの右端から左端まで走りながら両手を広げ万歳を叫び、肩をゆすり動かせながら踊るコミックな場面もみせた。

 

歌手のキム・ジャンフン(左)とSUPER JUNIORのイェソンが一緒に歌っている。|イ・ホギュン記者

 

◆キム・ジャンフン先輩!最高です!
来る4月から韓国を離れ、3年間海外活動のみをすると宣言した歌手のキム・ジャンフンは、今回の授賞式で“公演文化賞”を授賞した。彼はフランク・シナトラ(Frank Sinatra)の「My Way」を歌い、そんな彼を見守る後輩歌手たちは、万感交々到る表情をみせた。続いてキム・ジャンフンがトロフィーを受け取ると、SUPER JUNIORをはじめ、Secret、SISTAR、f(X)、SHINee、EXO-K、B.A.P、イ・スンギなどが起立拍手を送った。
粛然となった雰囲気をほぐすために「座っていていいから、カメラタイミングに合わせて立ってね」と話したが、後輩たちは彼がステージから降りる最後まで立っていた。
特にキム・ジャンフンがステージを降りてSUPER JUNIORのメンバーらと波乗りを演出すると、周りの後輩たちも親指を立てながら拍手を送り続けた。


◆K-POPアイドルたちの奔走な夜
<スポーツソウル>は、歌手たちが座っているテーブルを観客席の近くに設けた。そのためステージの下で他の歌手たちのステージを観覧していた歌手たちは時々周囲を見回しながらファンらと交感した。
CNBLUEのイ・ジョンヒョンは、自分に挨拶してくるファンにことごと目を合わせながら手を振った。B.A.Pも近くにいるファンに直接挨拶をし、EXO-Kも客席に向かって頭を下げた。この夜“人気賞”を受賞したイ・スンギは、ファンクラブの中で最も多く参加してくれた自分のファンに対して感謝の気持ちを込めてジェントルに挨拶した。

 

授賞者として参加したキム・ギリ(左)とキム・ジミン。|イ・ホギュン記者


◆キム・ギリの突発言動でヒョソンは“うざい!”
KBS2お笑い番組「ギャグコンサート」の不便な真実のコーナーで人気を集めているキム・ギリ、キム・ジミンが本賞の授賞者として登場すると、観客席の反応はまるで韓流スターが出たかのように熱い喊声を上げた。そして観客らは「付き合って!付き合って!」というリクエスト(?)が続き、これにキム・ギリは「みなさん!なかなかやってくれますね」と苦笑いをみせた。
ロマンチスト演技をしてほしいというリクエストには「すみません。これ以上集中することができないです。授賞はやめます。目の前にSISTARさんがいるのに、この先進行が厳しいです」とコメント。しかし、彼の目の前にいたのはSecretだった。SISTARのステージのために、すでに席を外した後のこと。Secretのソナはテーブルに置いてある名札を彼に見せながら涙顔した。ヒョソンは拳を上げながら「うざい!」と不満の声を出した。

 

◆イ・ハイは寂しかった…?!
昨年、SBS「K-POP STAR」を通じてYGエンタテインメントに合流したイ・ハイは、デビュー曲「1,2,3,4」で“新人賞”に輝いた。授賞式が始まったばかりにステージを披露した彼女は、会場から離れないで終始席を守った。同じ事務所である2NE1が次のスケジュールのために不可避に現場を離れるしかなかったのとは違った。その理由のBIGBANGだった。彼らもオープニング以降しばらく姿を消していたが、授賞が行われる前に現れ、一人寂しくいたイ・ハイは彼らの登場に満面の笑顔をみせた。

 

出演歌手たちが記念写真を撮っている。|イ・ホギュン記者

 

◆リセプションにも参加してね!
授賞式が終わり、放送中継も終了すると、参加歌手らはみんなステージに上がってきた。<スポーツソウル>のカメラに向かって記念写真を撮影するためだった。
4~50人ほどの歌手たちはそれぞれ個性あふれるポーズを決め、そんな彼らを最後までファンは見守っていた。その時、司会のタク・ジェフンが、「みなさん、3階でリセプションを用意しています。出演歌手の方々は必ず出席してくださいね」と伝えた。
しかし、慌ただしい現場の雰囲気はなかなか集中してもらえない状況。そこでタク・ジェフンは「リセプションにご出席すると、ポルシェ、フェラーリ、シャネルバッグをプレゼントします!」と叫んだが、あまりにもとんでもない提案に、アイドルたちは聞いて聞かないふりをして、結局彼は「みんな!お願い!こんなシカトは悲しいです…僕の話を聞いて~!」と特有のウィットを自慢しながらファンを笑わせた。

 

 

〔ソウル歌謡大賞(韓国語:서울가요대상)は、ソウル新聞傘下のスポーツ新聞、スポーツソウルによるソウル歌謡大賞組織委員会が主催する大韓民国の音楽祭である。現在はハイワンリゾートが冠協賛しているため、ハイワン・ソウル歌謡大賞(韓国語:하이원서울가요대상)として開催されている〕


「第22回ソウル歌謡大賞」受賞者名簿
▲大賞ーPSY
▲本賞ーPSY、イ・スンギ、ホガク、Miss A、SISTAR、Secret、BIGBANG、Epik High、2NE1、SHINee、SUPER JUNIOR、f(X)
▲新人賞ーEXO-K、B.A.P、Ailee、イ・ハイ
▲デジタル音源賞ーSISTAR
▲最高アルバム賞ーG-DRAGON
▲韓流特別賞ーSUPER JUNIOR
▲公演文化賞ーキム・ジャンフン
▲R&B部門賞ーK.Will
▲ヒップホップ部門賞ーDouble K
▲ハイワン人気賞ーイ・スンギ、SHINee
▲OST部門賞-イ・ジョンヒョン(CNBLUE) 

 

  • (1/20)
  • Editor’s Choice
  • TOP10
  • Keyword News
  • FAN N STAR TOP10