ドラマ「都市征伐」の主演に抜擢されて話題になったキム・ヒョンジュン。|提供 MEDIA100

 

[スポーツソウルドットコム|シム・ジェゴル記者] ドラマ「都市征伐」の制作会社MEDIA100が、KBSから編成不可の通報を受けたことに強く抗議した。


MEDIA100は31日、「去年の10月、KBSが公式編成意向書を出し、ドラマ局の高位関係者の要請により、作家交替、台本修正、俳優交替など、こちらは莫大な制作費を甘受したものの、弊履のごとく捨てられ、非公式ラインを通して最終編成不可を通報してきた」と不快感を表した。
そして「KBSは新任の社長の就任以後ドラマ局の役員を交替したが、編成不可の理由がコンテンツと事業性は優れているが、暴力的な描写が多く、新政府の出帆に相応しくないと言われた。しかし、去年の大統領選挙を控えて論争になったドラマ「鋼鉄王」は再上程されたにも関わらず、当社に対するこのような真似は、どうみても理解できないし、新政府に忠誠しようとする面貌でしかみえない」と水位を上げて抗議した。
MEDIA100は引き続き「編成意向書の猶予期限が2013年末までになっているものの、ドラマ局の新しい高位関係者が就任した初の編成会議で、全ての状況をひっくり返すのはKBSという巨大な集団の横暴だ」としながら「果たしてドラマ局のその高位関係者の履歴は、KBSという公営放送に務める人間としての資格があるか疑問だ」と非難した。


ドラマ「都市征伐」は、制作費40億ウォン(約3億4千万円)を投資、韓流スターのキム・ヒョンジュンを主演に出して、新しい韓流ドラマの世界を開拓する作品として注目浴びている。
原作は、韓国の漫画界の巨匠、シン・ヒョンビン氏が描いた同名の作品で、主人公の家族を滅ぼした社会の絶対悪勢力を相手に、痛快に復讐をするストーリを描いた。
しかし1月中旬にKBSは、編成不可として最終結論を出した。


一方、MEDIA100のこのような立場に対してKBSの関係者は「数回、企画会議を通して作品を検討した。制作会社に要請した部分は、クォリティーを上げてもらえるためだったが、結局満足できるレベルまで達していなかった」と世論の拡大解釈を警戒した。

 

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