ガールグループのNine Muses。|イ・セロム記者

 

[スポーツソウルドットコム|シム・ジェゴル記者] 成功と失敗の境界は、主観的で分明ではない。“人気”という抽象的で風のようなものを基準にする芸能人の場合はなおさらなこと。
デビュー4年目を迎えるガールズグループのNine Muses(ナイン ミュージス)は、その岐路に立っている。9人のメンバーらも切実に思う部分であり、ステージでは常に笑顔をみせながら、その裏面ではいつも玉の汗をかいていた。
<スポーツソウルドットコム>は、そんな内情を加減なく打ち明けてくれた。

 

White Musesと呼ばれるイユエリン、ヘミ、セラ、リセム、ミンハ(左から)

 

リセム:ガールズグループ活動をしながら、自分を失ってしまいそうでした。いつも忙しくて状況に巻き込まれて、それによる変化が私自身をどこかへおいてしまう場合も頻繁にありした。殻だけが私みたいで何より休息が必要でした。
そして彼女たちが選んだ方法は、“休止符”だった。
去年の3月「Ticket」の活動を終え、Nine Musesは約8ヶ月くらいの空白に入り、充電の時間を送った。
まごまごする心を確かめながら、不足な部分を埋め尽くす機会にした。


リセム:とにかく田舎へいきました。これまでのことが走馬灯のように駆け巡るというか。色んな瞬間を思い出したですが、結論はみんな詮無いことでした。馬鹿みたいに小さなことに拘ったりして。それで結局“私はまだ大人になれていないんだ”って思いましたね
通常の芸能企画会社はアーチストと制作やコンセプトを決める過程で多少は意見な差位が見られる。特にデビューして2~3年目になった時はこうしたことがしばしば起こるものだ。

イユエリン:リーダーシップが強いリセム*オンニは、何か起こった時に自分が責任を取ろうとする勇敢な性格をしています。だから他のメンバーより苦しんだ時も多くあったはずです。〔*オンニ(언니):オッパと似たような概念で使われており、家族の姉以外に、親しい年上の女性に対して使う呼称、ただし、女性が女性に対してオンニと呼ぶが、男性が女性に対してオンニと呼ぶのはNG〕
ヒョンア:どんなグループも、前に立つメンバーは本当に淋しいものですね。

 

Dark Musesと呼ばれるウンジ、ヒョンア、ギョンリ、ソンア(左から)

 

激しい風にも彼女たちは倒れることなく、却ってこのような葛藤の解決策として“実力”を育つことに心を一つにまとめた。
セラは作曲を本格的に勉強し、ミンハは今までのステージをモニターしながらヴォーカル練習、姿勢校正、表情演技などを。ウンジはピアノ、ヒョンアはウクレレ、ギョンリはギターなどの楽器を練磨した。
セラ:私たちみんな、不足だった部分を埋め尽くすために本当に新人の姿勢で汗をかきました。実力が伸びる甲斐もありましたが、何よりお互いの心の底にある真心が分かったことがとてもよかったですね。今のNine Musesのチームワークは最高潮ですよ。(と親指を立てた)
ウンジ:デビュー初期は新人だし、私たちが思うにいかない部分が多かったです。でも今は事務所も私たちを信頼してくれていますし、何か望むことがあれば耳を傾けてくれます。

 

<スポーツソウルドットコム>社屋の廊下ですてきなポーズを決めてくれたNine Muses。

 

ヒョンア:成功に偶然と幸運はないと思います。無数な失敗が伴ってそのせいで経験する苦難と逆境が限界だと感じた瞬間、失敗者になってしまうのだと思います。
今は大変なことがいっぱいあるかもしれませんが、必ず勝ってみせると考えれば成功に近づけると思います。
今の私たちは、ちょうどそんな道に立っているようです。
ストレスが溜まって互いに敏感な時がありますが、それをほっといたら崩壊に続くのです。
今回の曲に愛情が大きなだけに、メンバーみんなはしっかりと一つになりました。
体と心を改めて、真実に生まれ変わったNine Musesを見守っていだだきたいです。

 

 

 

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