新大久保のビジョンで放映された祝福映像!

 

[スポーツソウルジャパン|小川典子記者] JYJのキム・ジェジュンが、1月26日で28歳の誕生日を迎えた。


韓国では、26日と27日、京畿道一山(イルサン)KINTEXにて、ライブイベント「Your, My and Mine」が開催中であるが、日本では、26日に東京・なかのZEROホールにて、彼を応援するファンによる誕生パーティー「JJ Birthday Bash 28th Anniversary」が行われ、記念すべき日を祝った。

 

撮影:小川典子

 

撮影:小川典子

 

ジェジュンを応援する日本のファンから構成された、オンラインコミュニティサイトの“ファンカフェ”による共同団体「JJユニオンジャパン」が主催したこのイベント。日本でこのようなファン主導型で行われるのは、おそらく初の試みであろう。韓国で公演が開催されているのにも関わらず、会場には約700人のファンが集結。日本での活動がないままも、変わらぬ人気ぶりを証明させた。ロビーには、さまざまな彼の表情をとらえた写真がパネルで展示され、ファンはケータイやデジカメを手に、1枚1枚を記念に収めていた。

 

撮影:小川典子

 

撮影:小川典子

 

撮影:小川典子

 

 

イベントは、姉妹サイトとなる韓国のファンカフェ会員が作成した動画の鑑賞からスタートした。韓国のファンと協力をして、このような企画が実現されたということで、K-POPの流行は、エンターテイメントという単なる括りではなく、文化交流の場として成立していると、あらためて感じさせられた。


抽選でのプレゼント大会では、ジェジュンが経営するコーヒーショップ「coffee cojjee」の特大クッションや等身大パネルなど、レアものの賞品が取りそろえられ、会場のテンションが上がった。パネルを入手することができた参加者からは、「娘が受験なのにここで私が当たってしまって…」というコメントが飛び出し、多くの笑いを誘っていた。さらに○×クイズ大会では、「以前のTwitterのアカウントで、最初にアップした写真はペットのジジちゃんである!」、「出演ドラマ『素直になれなくて』の5話で、ハル(上野樹理)を助けに行ったとき、不良少年がナイフを握っていたのは左手である!」(以上2問の正解は○)、「ひたちなか市(茨城)でのJYJ公演の時は、前髪を上げていた。その後のヨーロッパや南米での公演でも同じヘアスタイルであったが、それはチリである!」(正解はドイツで×)などマニアックな問題が続出し、さらに盛り上がる参加者であった。彼の歴史を見守るファンなら、正解してもそうでなくても、思わずほっこりしてしまうひとときであっただろう。数あるプレゼント賞品の中で、もっとも会場を沸かせたのは、衣料ブランドのCM撮影時に、ジェジュンが実際に付けたサイン入りのお面であった。

 

撮影:小川典子

 

撮影:小川典子

 

撮影:小川典子

 

また、誕生パーティということで、この会場にはいない“主役”のために、特大のケーキがステージに登場し、参加者全員でバースデーソングを大合唱した。さらに、参加者全員には、ジェジュンが日本語で「愛してください」とメッセージを記したサイン入りのカードや、サプライズイベントとして、彼公認によるキーホルダーもプレゼントされるなど、まさしく“奇跡の瞬間”が用意されていた。これは、主催者側がジェジュンの所属事務所へイベントの趣旨を伝え、交渉を重ねた結果の賜物であり、彼が「ファンと直接つながっていたい」という思いから実現された、“逆プレゼント”でもある。


そして、参加者から事前に寄せられた、ジェジュンへの応援メッセージで編集された映像が流れ、「みなさんからのたくさんの愛がいっぱいですね!」と主催者からも感慨深いコメントが寄せられた。今回のイベントは、昨年夏の終わりごろから企画されたものであった。この会場がたまたま空いていたのが、誕生日当日であるこの日であったらしい。なんとも、運命的である。「韓国へ駆けつけることも自由にできないファンがたくさんいることを知ってほしい」という想いが、実現化へのモチベーションをさらに突き動かしたそうである。「チケットもディスプレイもみんな手作りで、私たちはプロではないですが、満足いく結果が出せたと思います!」と、代表者の目からは思わず涙がこぼれた。おのずと会場からは温かい拍手が沸き起こる。「今日の公演には行けなくても、心はひとつですよね!春に向けて、“いいこと”がきっとあると信じています。みなさん、ジェジュンを愛していきましょう!」と、さらに絆を深めた。

 

また、主催者のひとつである「Worldclass JJ」が誕生日プレゼントとして、東京・新大久保「K-PLAZA」とソウル・江南 シティ劇場ビルでのビジョンに、動画によるメッセージが放映されるなど、今までにない新しい試みが実現された。

 

撮影:小川典子
 

 

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