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[スポーツソウルジャパン｜小川典子記者] ドラマ「都市征伐」や「私の心が聞こえる？」などで人気を誇る俳優のナムグン・ミンが、12日にZepp Tokyoでファンミーティングを開催。歌やトークはもちろん、書き初めを披露した新年ならではの企画や、抽選に当たったファンとともに、即興の“演技デート”を繰り広げるなど、たっぷりと彼の魅力にはまれるひとときになった。

満員の客席からの拍手に迎えられ、舞台下手から手を振りながら登場したミン。まずは、パク・ヨンハの「ONE LOVE」をストレートなボーカルで歌い上げた。チケットが即完売となった、昨年11月の大阪でファンミーティングから、まだ2か月しか時間が経っていないが、「とっても会いたかったです！」とうれしいコメントが飛び出し、のっけから観客を胸キュンにさせた。近況を問われた際には、クリスマスイブが明けた25日に、財布を持っている弟が外出してしまい、手元に１万ウォンしか現金がなく、途方に暮れてしまったと、超現実的なエピソードで、会場から笑いを誘っていた。日本語を勉強中のミン。10歳年下の先生からいつも叱られてばかりのようで、「僕が宿題をしていかないからです…」と明かしていた。そんなミンから韓国語が伝授されることになり、いつもサインに添えるという「행복하세요(お幸せに)」という、彼の人柄が垣間見ることができる心温まるフレーズとなった。

抽選で当たったファンからの質問コーナーでは、“今後日本で活動していく予定は？”という期待値の高い問いに、「チョイ役でもいいから、日本のドラマに出てみたいです。どんなキャラクターでも、自分の経験になると思うので！」と前向きな回答を述べ、客席からは激励の拍手が贈られた。そして、書き初めを披露することになり、“常に願い続けていれば実現できる！”という心から、「소원(願い)」などを、独特な筆感で表現していた。



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その後は、出演ドラマ「私の心が聞こえる？」での名場面をもとにした“演技デート”の企画では、ファン・ジョンウムと手の平と甲越しにキスをするシーンが採用され、見事に再現！客席から悲鳴が寄せられていた。ソウルのCOEXにあるショッピングモールで、彼が実際に購入したアイテムをプレゼントすることになり、ちょうど誕生日を迎えたファンが幸運にも抽選に当たり、ミンが熱いハグで“ラッピング”する場面も見られた。なお、この日の参加者全員には手袋がプレゼントされ、これは寒い冬に足を運んでくれたファンへのミンによる心配りの表れであった。そんなミンへのお返しとして、その手袋を身につけ、「叫んでみる」を歌い上げる彼に、“민♡너뿐이야(ミン、あなただけよ)”というメッセージが書かれたカードを掲げるサプライズイベントが実行され、「僕もみなさんだけです…」と感激でいっぱいの彼であった。



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アンコールは、ダンサー4人を率いて、なんとEXILEの「Choo Choo Train」を披露！イントロに乗せて、一人ひとりが回転していく、あの振り付けも見事にパフォーマンス！会場全体が総立ちになり、一気にテンションが上昇した。さらにPSYの「トゥゴウン アンニョン」に「江南スタイル」をリミックスさせる驚きの演出で“乗馬ダンス”までも飛び出し、客席からは「チェゴ(最高)～！」と歓喜の歓声が寄せられていた。汗いっぱいになりながら、「今日は本当にありがとうございました！今後も得意な演技でがんばります！」と、笑顔を輝かせていた。