(C)LIVE WORKS COMPANY


 [スポーツソウルジャパン|小川典子記者] SHINHWAのシン・ヘソンが、大阪・東京を巡るツアー「SHIN HYE SUNG 2013 JAPAN COCERT WINTER POETRY」を開催し、13日にTOKYO DOME CITY HALLにて千秋楽を迎えた。オープニング曲「あなたならいいのに」など、昨年12月に韓国発売されたミニアルバム「WINTER POETRY」からの楽曲を中心に構成された18曲を、駆けつけた2,000人の観客に歌い届けた。


昨年の12月30日と31日に、ソウルにて行われたカウントダウンコンサートを受け継いだセットリストで、日本では新年初の公演となったこの日。全編、生バンドの演奏での歌唱となった。ヘソンが、前日からの体調不良のため、喉の調子が悪いことを明かしつつも、「最後までがんばりますので、応援していただけたら幸いです!」と詫びると会場から大きな拍手が寄せられた。前半は、ロックテイストあふれる「Awaken」や日本語バージョンによる「Gone Today」などのアップテンポから、アコースティックギターの音色に合わせて、スポットライトを浴びた彼の息遣いが切ないバラード「愛してる」など多様なラインアップが続き、SHINHWAのメンバーからは映像を通じた応援メッセージが寄せられ、友情の証を見せていた。

 


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後半戦は、ベートーベンの第九をアレンジに取り入れた、自身のソロアルバム1集のヒット曲「同じ考え」や、少女時代のテティソの「Twinkle」やイ・ヒョリの「10Minute」のカバーメドレーなどから始まった。観客が、“学園祭で憧れの先輩のステージに惚れ惚れする女子高生”という設定で、PSYの「江南スタイル」をもじった「先輩(ソンベ)スタイル」をダンサーとともに披露した際には、同じSHINHWAのメンバー、イ・ミヌがサプライズで登場!ひときわ歓声が沸き起こった。いつも日本に来るたびに、流行りのギャグをマネするミヌであるが、今回も“ヘンなおじさん!だから~ヘンなおじさん!”と志村けんの往年の持ちネタにトライし、笑いを誘っていた。ヘソンも「僕もひとつできる!」と、ふくらませた頬に指でたこ焼きを形取る、ローラのテヘペロな表情を見せる場面も。そして、「ヘソンくんの喉の調子を休ませたいし、僕も何か盛り上げることができたら…」と、ミヌは自身のソロプロジェクト“M”の楽曲から「蜃気楼」やSHINHWAの楽曲「I PRAY 4 U」をパフォーマンス。「I PRAY 4 U」ではヘソンも合流し、息の合ったさすがのコンビネーションを見せつけた。そして「今年はMとしてもソロアルバムを出す予定なのでよろしくお願いします!」と、今後の活動予定を明かしステージを去ったミヌ。すっかり盛り上がる会場に、「僕の公演なんだけれど…」とヘソンが少し皮肉めいたジョークを投げかけると、客席からはさらに大きな“シン!ヘ!ソン!”コールが巻き起こっていた。その後も熱心なファンからの声援に、「やっぱり、僕にはみなさんしかいませんね…」と、喜びをかみしめる場面も見られた。

 


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3月には、SHINHWAの結成15週年を記念した公演が韓国で予定されており、アルバムの発売に向けて企画が進行中である模様。アンコールに「12月の終わり」を歌い上げたあとヘソンは、「近いうちに日本での活動を再開させるつもりです!みなさんにも早くお会いできると思います!」と、うれしい宣言を残しステージを後にした。

 

 

シン・ヘソン公式サイト
http://shinhyesung.tv/

 

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