撮影：小川典子

[スポーツソウルジャパン｜小川典子記者]俳優のキム・シフが、11月にオフィシャルホームページとファンクラブを設立したことを記念して、21日に、日本橋三井ホールにて、初めてのファンミーティング「Si Hoo’s Café vol.1-シフと過ごす初めてのクリスマス」を開催。持ち前のフレッシュな魅力で、観客の心を引き寄せた。

イベント直前に行われた記者会見では、「今年はドラマ『ラブレイン』での“カサノバキャラ”として注目を浴びたが、来年の目標は？」という、スポーツソウルジャパンの質問に「来年は、男らしいイメージで、今までとは違う姿をお見せしたいと思います！」とガッツポーズを見せてくれた。

撮影：小川典子

 開演時間が過ぎ、暗転したステージにスーツ姿でキメたシフが、「ホワイトクリスマス」を歌いながら登場すると、客席からは歓声が湧き、会場は瞬く間に聖夜ムードへ。また、チャン・ドンゴンやハン・ジミンといった先輩や役者仲間や、ソ・イングクや少女時代のユナ、チャン・グンソクといった、ドラマ「ラブレイン」での共演者から映像を通じたお祝いのメッセージが贈られ、「全然知りませんでした！びっくりです！」と驚く表情も。直筆の履歴書を用いて自己紹介をする際には、優勝経験もある特技の合気道を披露し、甘いルックスからは想像できないタフな一面を覗かせていた。過去の出演作品を通じ“愛情相関図”と題したトークコーナーでは、デビュー作品であるドラマ「四捨五入」のシーンがビジョンで映し出され、自身も思わず赤面していた。もともと人見知りしやすい性格らしいが、「ラブレイン」で共演したチャン・グンソクは、初めて会った時から気さくに接してくれたらしく「すぐに仲良くなれました」と裏話を明かしてくれた。

撮影：小川典子

プレゼント大会やクイズコーナー、また、シフ自身がアバターとなってさまざまなファッションアイテムをファンが選んでいくゲームなど、集まったファンともに楽しむ交流の場が多く設けられた。ソウルの三清洞で、シフ自らがセレクトした帽子やマフラーなどを、抽選で当選したファンにプレゼントする際には、実際に身につけてあげる場面も見られ、「こんなことをするのは初めてです…」と、初めてのファンミーティングならではの“初々しさ”を振りまいていた。

また、1月2日に誕生日を迎えるシフであるが、陰暦でいつも祝っているために、今年はクリスマスにあたるという。そこで、この日、会場に集まったファンから、“メリークリスマス＆ハッピーバースデー”と書かれたメッセージとカードが掲げられるサプライズな企画も実行され、「本当にありがとうございます！今日、お越しいただけただけでも幸せなのに…」と、感激でいっぱいの模様であった。そして平井堅の「瞳を閉じて」を熱唱し、「これからお互い、それぞれの日常に戻っていきますが、この日を忘れずにいましょうね。本当に感謝しています。愛しています！」と映像での手紙を残して、イベントは終了となった。

撮影：小川典子

撮影：小川典子

撮影：小川典子