キム・チャンス(Kim Chang-soo)統一部長官政策補佐官

大統領直属の諮問機関である民主平和統一諮問会議の第18期日本地域出帆会議が25日、東京・港区の民団中央本部で開催されたなか、キム・チャンス(Kim Chang-soo)統一部長官政策補佐官の講演会も開かれ、これから韓国政府と民主平統が推進していく統一政策を提示した。


キム・チャンス統一部長官政策補佐官が講師としておこわれた講演会のテーマは「新政府の対北統一政策の推進方向」。キム補佐官は「北朝鮮の核武力の完成が近づいている」と認めつつ、韓半島の非核化を前提にした“平和共同体”“経済共同体”への履行が文在寅(ムン・ジェイン)政権が推進する統一政策だと説明した。




韓半島の平和の推進については「アメリカと北朝鮮の対立が深まる状況。こういう時こそ我々がリードして韓半島の平和統一に努めなければ、韓半島の未来は他人の手によって振り回せれる」と韓国の役割を強調した。
また、推進戦略と関連しては「国際社会との協力をもとにした対北制裁と南北間の対話の並行」が必要だと語った。特に南北関係の持続性を確保するため、国民の支持と超党的な協力が不可欠だと強調。「民主平和統一諮問会議の積極的な参加と実践的な役割が必要だ」と語った。


民間交流の拡大も韓半島の平和に重要なポイント。キム補佐官は「過去には南北関係が悪い時にも民間の間では少しは交流や疎通はあったが、現在は全くない」とし、「北朝鮮の住民らへの実質的な支援になる人道的な協力、南北間の緊張緩和と民族的な同質性の回復につながる交流などを拡大していく」と語った。







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