東京韓国学校と高根西小学校の国際交流|写真提供:東京韓国学校

日本東京新宿区の東京韓国学校に通う在日韓国人の6年生120名と北杜市立高根西小学校5、6年生45名との国際交流会が2017年5月26日金曜日日本山梨県北杜市高根町に所在する浅川珀教・巧兄弟資料館の八ヶ岳やまびこホールで開かれた。

北杜市は韓国の森林と伝統陶磁器の努め、韓国の地で生涯を終えた浅川巧(1891~1931)のふるさとである。去年、東京韓国学校の金得永校長が高根町の浅川珀教・巧兄弟資料館を訪問し「浅川巧の生涯を学びながら韓日子供たちが交流する場を作りたい」と話し、今回、東京韓国学校の修学旅行の日程中訪問することになった。


東京韓国学校と高根西小学校の国際交流|写真提供:東京韓国学校

交流会の挨拶で、東京韓国学校の李勳雨教頭は「二つの学校が交流することを嬉しく思っている。お互いが仲のいい友達になってほしい。この行事を続いて行いたい」と話した。

高根西小学校の生徒たちは舞台発表で北杜市の天然水と稲作について紹介した。浅川巧については「韓国の自然と文化を守る活動に力を入れ、普段から韓国伝統衣装と着たり韓国文化を楽しんだ」と発表した。東京韓国学校の生徒たちが華やかなハンボクを着て花をもとにした優雅でいきいきとした伝統扇子舞踊を披露すると会場から大きな拍手が相次いだ。

東京韓国学校の生徒たちは「日本人の生徒たちと仲良く交流できたと思う。扇子踊り発表で人たちが大きく拍手をしてくれて嬉しかった。また、交流したい。浅川巧を凄く尊敬している。新しい友達も作れたし、楽しく遊べてよかった。北杜市の天然水をたくさん飲みたい」などの感想を話した。

東京韓国学校と高根西小学校の国際交流|写真提供:東京韓国学校

高根日小学校の生徒たちも「みんな明るく、楽しく交流できた。韓国伝統舞踊はすごく美しかった。大人になったら韓国と関わった仕事に従事したい。みんな積極的で嬉しかった。今回の交流を通じて浅川巧について深く勉強することができて良かった」などを話した。

浅川珀教・巧兄弟資料館の沢谷滋子館長は「浅川巧を通じて韓日小学生たちが交流するのは初めて」と語り、高根日小学校の校長が「貴重な機会になった。我が地域の長点を改めて知るきっかけになり良かったと思う」と話した。

東京韓国学校と高根西小学校の国際交流|写真提供:東京韓国学校

一方、今回の交流行事は北杜市地方テレビ番組と新聞にも紹介され大きな反響を呼んだ。

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